新入社員の頃
中小企業診断士の村上です。
本日は、顧問先の入社先に呼ばれて、参加してきました。
お祝いの言葉を、述べるのは、なんだかいつもより、緊張しちゃいました。
私にも、新入社員の頃があったんだよなあ・・・なんて。
新入社員としては、大阪の九条あたりに配属でした。
電話会社でしたが、システム系の仕事をするつもりでおりましたが、
最初は3ヶ月の営業研修でした 。
1軒ずつお宅をピンポンして回って、
「ISDNいりませんか?」なんてドブ板営業。
理系の大学院出て、ルートセールスなのか・・・とか
ちょっとだけ不満に思っていたころも有りますが、
今思えば、ルートセールスを体験した貴重なチャンスでした。
それも中小企業向けの。
おかげで、今では営業研修などの時のネタとして活用もできています。
どんな経験でも、仕事につながっていくんだなあと。
一時的に仕事がつまらないと思って、
この経験は活きるんだ、活かせるんだ!と思うことで、
新入社員としての成長の度合いは変わってきますよ!
みたいな、いい感じの話をしてきました(^^;
ISDN・・・すでに姿消しましたが、1回線で、電話が2回線できる!
インターネットも速いですよ!ってやつです。
しかし、今でも忘れられないのが、1軒目に訪問したマンションの一室。
ドキドキする心を抑えて、勇気を出してピンポーンと・・
がちゃっとドアが開いたので、お辞儀をしながら、
「こんにちはN◯Tから来ました・・・」と挨拶をして、
頭をあげると・・・・
扉の裏には・・・
1mはありそうな、菊の大紋が飾られいました。
終わった・・・おれの・・・社会人生活、1軒目で終わった・・・
と思いながら、勇気を振り絞って会話続ける。
「お仕事は何されているのですか?」
「おう、電話やや!」
・・・はい? 電話屋は私の方ですが・・・
「そ、そうですが、電話回線は何回線くらいあるんですか?」
(手許には、この部屋は3回線だと把握していました)
「おう、100回線くらいかな」
・・・
「大阪の市外局番がもうすぐ3桁化されますから、ご準備ください!失礼しました!」
ガチャ・・・
ふう、逃げるときの口上用意しておいて良かったです。
後から先輩に教えてもらったのですが、どうやら、電話の不正中継を
されているお部屋だったようで、先輩からは、
「次からは、そこは回らなくていいからね!」と言われたのを思い出します。
きっと、知ってて、新入社員の度胸試しに使ったのでしょうか。。。
えっと、何の話でしたっけ。
そうそう、新入社員の頃の思い出は、いつまでも残りますし、
いい経験が、今の仕事につながっていくわけですね!
ということで、ご入社おめでとうございます。