多様性

実践診断士の会1月定例会+オープンセミナー
『中小企業診断士の活き方は多様であるべき』は、
中小企業診断協会会長 新井信裕先生を迎えて、盛況に終えることができました。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
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セミナーとあまり関係ありませんが、
多様性とは・・・なんだろうと改めて考えさせられました。
wikiでは「多様性とは、幅広く性質の異なるものが存在すること」
生物学的には、特に遺伝子的には、
どの遺伝子が有益あるかを常に立証することはできないので、
多様性保全のための最良の選択はできるだけ多くの遺伝子を残すことだとされている。
 ただ、この説にも多様性があるので、これだけと言うわけではない。
一世を風靡した、「リング」

実は、続きがあって、 「リング」 「ラセン」 「ループ」の三部作になっている。 
「ループ」は、結構ひどいストーリーで、すっかりホラーで無くなっているけど、
一大ファンタジーとも言える。
実は、貞子は、がん細胞であった。
山村貞子が生きる世界は、実は現実世界の様々なシミュレーションを行うために、
巨大なコンピュータ内に現実と同じ条件をプログラムして作られた、
「ループ」と呼ばれる仮想の地球であり、登場する人物はコンピュータ上に
生きる人間のプログラムとして登場する。マトリックスみたいな感じ。
多様性のないがん細胞「貞子」は、映像(ビデオ)を見るもの全てに感染し、
人類全てが「貞子」になるという。。。
多様性のない生き物は、環境変化や、新たなウィルスの感染などで
一気に絶滅するので、生き残れない。
これが、前述の生物学的な多様性につながる。
一方で、今日読み終わった
『優駿』宮本輝 (書評は別途書きますが、傑作ですね)

言わずと知れた競馬の物語であるが、サラブレットは血統が何よりも優先される。
その結果、血の濃い、近親の出産が繰り返される。
神のような名馬が誕生する一方で、サラブレットの生物としての生命力は弱まっていく。
昔の偉人でも近親相姦の中で、天才奇才が生まれる一方で、
いろんな問題を抱えていた。
マクロとしてみれば、多様性が重要な中で、
ミクロの中での、極端な個性の重要性。
いろんな人と連携して、ネットワークでお仕事をさせて
頂く多様的な関係の重要性を十分に認識しつつも、
まず、自分がどのような個性や力を発揮出来るのか、
もっと明確にしないと、イケないと改めて思う。
まあ、なんだか、ダラダラと書きたかった。
そんな感じ。

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