企業経営理論 R01年度 第28問

第28問

製品ライフサイクルの各段階に対応したマーケティングに関する記述として、最 も適切なものはどれか。

  1. 成熟期に入ると市場はより多くの消費者に支えられるようになるため、技術的 に、より複雑で高度な製品の人気が高まる。
  2. 導入期に他社に先駆けていち早く市場の主導権をとることが重要なので、投資 を抑えつつ競合他社から明確に差別化された製品やサービスを導入期に投入する ことが望ましい。
  3. 導入期の主要顧客は市場動向や他者の行動を見ながら製品・サービスの購入を 決める追随型採用者なので、このような消費者が抱える問題を解決できる製品・ サービスを投入することが望ましい。
  4. 導入期や成長期において市場の業界標準が成立する場合、これに準拠する、ま たは対抗するなど、成立した業界標準に対応したマーケティングを実行すること が望ましい。
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正解:

解答:エ

製品ライフサイクル(導入期・成長期・成熟期・衰退期)の各段階に応じたマーケティング対応を問う。

  • ア(×):成熟期は市場が飽和し、消費者は多様化するが、必ずしも「より複雑・高度な製品」の人気が高まるわけではない。むしろ差別化やコスト対応が課題となる。
  • イ(×):導入期に主導権を握るには、差別化された製品を投入することは正しいが、市場創造のため積極的な投資(プロモーション・チャネル構築)が必要であり、「投資を抑えつつ」とする点が誤り。
  • ウ(×):導入期の主要顧客は、新しさを好み自ら進んで購入するイノベーター(革新的採用者)であり、他者の行動を見て決める追随型採用者ではない。誤り。
  • エ(○):導入期・成長期に業界標準(デファクト・スタンダード)が成立する場合、これに準拠する/対抗するなど、成立した標準を踏まえたマーケティングを行うことが望ましい。適切。

よって

#競争戦略#技術経営・イノベーション#人的資源管理#マーケティング戦略#製品・ブランド戦略

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