R02年度 F 経営情報システム

情報システム R02 第1問
入出力インタフェースの種類
業務内容に応じて、さまざまな種類の周辺機器をパーソナルコンピュータ(PC) 本体に接続して利用することがある。 接続のための入出力インタフェースに関する以下の①~③の記述と、それらに対 応する用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ① 外付けハードディスク装置(HDD)や外付けブルーレイディスク装置といった 周辺機器の接続を可能にするシリアル・インタフェースである。 ② 外付けHDD やスキャナといった周辺機器の接続を可能にするパラレル・イン タフェースである。 ③ スマートフォン、キーボード、マウス、プリンタなどの周辺機器のワイヤレス 接続を可能にするインタフェースである。
#ハードウェア#入出力・周辺機器
情報システム R02 第2問
フラッシュメモリの特性
データのバックアップの際には、フラッシュメモリを利用した記憶装置を利用す ることも多いので、その特性や用途を理解しておくことが望ましい。 フラッシュメモリに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解 答群から選べ。 a 紫外線でデータを消去して書き換えることができる。 b 磁気でデータを消去して書き換えることができる。 c 電源が遮断された状態でも記憶したデータを保持できる。 d USB メモリ、SD メモリカード、SSD といった記憶装置に使われる。
#ハードウェア#入出力・周辺機器#データベース
情報システム R02 第3問
オブジェクト指向のモデル化
オブジェクト指向の考え方は、情報システムの開発において最も重要なものの一 つである。 オブジェクト指向のモデル化とプログラミングの基本に関する以下の文章の空欄 A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 オブジェクト指向では、実世界をオブジェクトの観点からモデル化し、その結果 をプログラミングによって実現する。モデル化の際は、おのおののオブジェクトを A と状態で定義し、プログラミングの際は、 A を手続きとして、 状態はデータとして記述する。このとき、手続きを B と呼ぶ。 B は、他のオブジェクトから送られてくる C によって起動する。つまり、 C とは、そのオブジェクトへの仕事の依頼といえる。 また、プログラミングの際は、類似のオブジェクトをまとめて扱うことでプログ ラミングの効率を高めることができるので、プログラミングの対象は類似のオブ ジェクトの集まりである D となる。
#プログラミング・言語#表計算
情報システム R02 第4問
3層クライアントサーバシステム
3 層クライアントサーバシステムは、現在の情報システム構成の中で最も主流と なっているシステムの一つであるので、この特徴を把握しておく必要がある。 3 層クライアントサーバシステムに関する記述として、最も適切なものはどれ か。
#データベース#ネットワーク#経営情報・IT戦略
情報システム R02 第5問
Cookie
中小企業診断士であるあなたは、Web アプリケーションで利用するCookie とは 何かについて顧客から質問を受けた。 この質問に答えるためのCookie に関する説明として、最も適切なものの組み合 わせを下記の解答群から選べ。 a Web ページなどに埋め込まれた小さな画像であり、利用者のアクセス動向な どの情報を収集する仕組みである。 b いつ、どのWeb サイトを見たかといった履歴や、パスワードなどのログイン 情報などを利用者のPC やスマートフォンで使うブラウザごとに保存する仕組み である。 c いつ、どのWeb サイトを見たかといった履歴や、パスワードなどのログイン 情報などをサーバ側に保存する仕組みである。 d 個人を特定する情報がCookie に含まれなくても、使う側の企業が他の名簿 データなどと組み合わせれば、個人を特定できる可能性がある。
#プログラミング・言語#Web・インターネット#テスト・品質
情報システム R02 第6問
リレーショナルデータベースの正規化
A社は、リレーショナルデータベースによって管理するために、販売業務に関す る取引データを正規化する必要があるかどうかを検討している。現状では、A社は 以下のような「売上表」を用いて取引データを管理している。 現状の「売上表」に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 売上表 売上番号 顧客番号 顧客名 売上日 商品名 単価 数量 小計 売上合計 S001 C005 山田太郎 5 月1 日 商品A 100 1 100 商品C 300 2 600 700 S002 C006 田中一郎 5 月2 日 商品A 100 2 200 商品B 200 1 200 商品C 300 1 300 700 S003 C005 山田太郎 5 月10 日 商品A
#データベース#表計算
情報システム R02 第7問
トランザクション処理
データベースのデータ処理では、アプリケーションにおけるひとまとまりの処理 単位を「トランザクション」と呼ぶ。たとえば、ある消費者の口座からある小売店の 口座に振込送金する場合、⑴消費者の口座残高から振込金額を引き、それを新しい 口座残高にすることと、⑵小売店の口座残高に振込金額を足し、それを新たな口座 残高にすること、という2 つの更新処理が必要になる。このような出金処理と入金 処理をまとめて扱う必要がある場合が「トランザクション」の例である。 トランザクションの処理には、一般にACID 特性(Atomicity,Consistency, Isolation,Durability)と呼ばれる技術的に満たすべき要件がある。 ACID 特性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#データベース
情報システム R02 第8問
CSVデータ形式
PC を用いる業務処理では多様なソフトウェアが使われていることから、異なる ソフトウェア間でデータを交換する場合がよくある。 データ交換に利用するデータ形式としてのCSV に関する記述として、最も適切 なものはどれか。
#Web・インターネット
情報システム R02 第9問
無線LAN
ケーブルを必要とせずに電波などを利用して通信を行う無線LAN は、信号が届 く範囲であれば、その範囲内でコンピュータを自由に設置できるために、中小企業 でも有用である。したがって、その特性を理解しておく必要がある。 無線LAN に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#ネットワーク#情報セキュリティ
情報システム R02 第10問
通信の暗号化プロトコル(SSL/TLS等)
近年、情報ネットワークが発展・普及し、その重要性はますます高まっている。 安全にネットワーク相互間の通信を運用するための記述として、最も適切なもの の組み合わせを下記の解答群から選べ。 a SSL/TLS は、インターネットを用いた通信においてクライアントとサーバ間 で送受信されるデータを暗号化する際に使われる代表的なプロトコルである。 b IDS は、大切な情報を他人には知られないようにするために、データを見ても その内容が分からないように、定められた処理手順でデータを変換する仕組みで ある。 c VPN は、認証と通信データの暗号化によってインターネット上に構築された 仮想的な専用ネットワークである。 d DMZ は、LAN に接続するコンピュータやデバイスなどに対して、IP アドレ ス、ホスト名やDNS サーバの情報といった通信に必要な設定情報を自動的に割 り当てるプロトコルである。
#ネットワーク#Web・インターネット#情報セキュリティ
情報システム R02 第11問
機械学習(教師あり・教師なし)
以下の文章は、AI(Artificial Intelligence)を支える基礎技術である機械学習に関 するものである。文中の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わ せを下記の解答群から選べ。 機械学習は A と B に大きく分けることができる。 A は データに付随する正解ラベルが与えられたものを扱うもので、迷惑メールフィルタ などに用いられている。 B は正解ラベルが与えられていないデータを扱 い、 C などで用いられることが多い。 また、自動翻訳や自動運転などの分野では、人間の神経回路を模したニューラル ネットワークを利用する技術を発展させた D が注目されている。
#ネットワーク#経営情報・IT戦略
情報システム R02 第12問
スマートフォンのセンサー
スマートフォンには、いろいろなセンサーが搭載されている。 スマートフォンに一般的に搭載されている4 つのセンサーの機能・役割に関する 記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a ジャイロセンサー(ジャイロスコープ)は、地磁気を観測するセンサーで、方位 を検知して、スマートフォンの地図アプリで北の方角を示すのに使われる。 b 加速度センサーは、重力加速度も検出できるセンサーで、スマートフォンの傾 きに応じて自動的に画面の向きを変えるのに使われる。 c 磁気センサー(電子コンパス)は、角速度を検出するセンサーで、スマートフォ ンがどのような方向に動いたかを感知して、スマートフォンの方向に応じた画面 を表示するのに使われる。 d 近接センサーは、対象物が近づくだけでON・OFF を切り替えることができ るセンサーで、通話時に顔にスマートフォンを近づけても誤作動しないように画 面をOFF にするのに使われる。
情報システム R02 第13問
仮想化技術
クラウドコンピューティングが一般化しつつあるが、このクラウドコンピュー ティングを支える技術の一つに仮想化がある。 仮想化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#ソフトウェア・OS#ネットワーク#情報セキュリティ#経営情報・IT戦略#統計・データ分析
情報システム R02 第14問
Webマーケティングの効果測定指標
インターネットを用いたマーケティングは、その効果を測定しやすい上、安価に 利用できる。そのために、中小企業にも有力な広告媒体として期待されている。 インターネットを用いたマーケティングの効果測定指標に関する記述として、最 も適切なものはどれか。
#Web・インターネット#統計・データ分析
情報システム R02 第15問
ITガバナンス(システム管理基準)
コーポレートガバナンスの重要性とともに、IT ガバナンスの重要性が指摘され ている。 経済産業省の「システム管理基準(平成30 年4 月20 日)」では、IT ガバナンスが どのように定義されているか。最も適切なものを選べ。
#ソフトウェア・OS#システム性能・信頼性#情報セキュリティ#経営情報・IT戦略
情報システム R02 第16問
システム移行
既存の情報システムから新しい情報システムに移行することは、しばしば困難を 伴う。 システム移行に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#情報セキュリティ#経営情報・IT戦略
情報システム R02 第17問
UMLのダイアグラム
オブジェクト指向のシステム開発に利用されるモデリング技法の代表的なものと して、UML(Unified Modeling Language)がある。 UML で利用されるダイアグラムにはいろいろなものがあるが、下記のa~dの 記述はどのダイアグラムに関する説明か。最も適切なものの組み合わせを下記の解 答群から選べ。 a 対象となるシステムとその利用者とのやり取りを表現するダイアグラム。 b 対象となるシステムを構成する概念・事物・事象とそれらの間にある関連を表 現するダイアグラム。 c システム内部の振る舞いを表現するためのもので、ユースケースをまたがった オブジェクトごとの状態遷移を表現するダイアグラム。 d 活動の流れや業務の手順を表現するダイアグラム。
#プログラミング・言語#システム開発
情報システム R02 第18問
プロジェクト管理の手法・チャート
システム開発は一つのプロジェクトとして進められることが多い。プロジェクト の進捗を管理することは非常に重要である。 プロジェクトを管理するために利用される手法やチャートに関する以下のa~d の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選 べ。 a プロジェクトの計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクトで行 う作業を、管理可能な大きさに細分化するために、階層的に要素分解する手法。 b プロジェクトにおける作業を金銭価値に換算して、定量的にコスト効率とスケ ジュール効率を評価する手法。 c 作業開始と作業終了の予定と実績を表示した横棒グラフで、プロジェクトのス ケジュールを管理するために利用するチャート。 d 横軸に開発期間、縦軸に予算消化率をとって表した折れ線グラフで、費用管理 と進捗管理を同時に行うために利用するチャート。
#システム開発#プロジェクト管理
情報システム R02 第19問
ユーザビリティの向上策
Web システムの開発では、「使いやすさ(ユーザビリティ)」の重要性が指摘され ている。 ユーザビリティの向上のための方策に関する記述として、最も適切なものの組み 合わせを下記の解答群から選べ。 a 応答がすぐにできない場合には、サーバ処理中などの状況を画面に表示するな ど、ユーザがシステムの状態を把握できるような仕組みを実装する必要がある。 b ユーザがミスを起こしやすい箇所が見つかった場合は、丁寧なエラーメッセー ジを表示させれば良い。 c ユーザがWeb サイトの画面にあるボタンを押し間違えた場合に、前の画面に 後戻りできたり、最初から操作をやり直せるような仕組みを構築する必要があ る。 d ユーザビリティ評価においては、システム開発が完了した段階において、問題 点を把握することが重要である。
#Web・インターネット#システム開発
情報システム R02 第20問
ブラックボックステスト(決定表)
システム開発において行われるテストの一つに、ブラックボックステストがある。 ブラックボックステストにおいて、考慮すべき条件とその条件に対する結果の組 み合わせを整理するマトリックスで、テスト対象の項目を検討するために用いられ るものを何というか。最も適切なものを選べ。
#システム開発#テスト・品質
情報システム R02 第21問
情報セキュリティのリスク対応(リスクの保有)
情報システムにおいては、情報漏 ろう 洩 えい に対する脆 ぜい 弱 じゃく 性に注意するなど情報セキュ リティを高めることが必要である。情報セキュリティにおけるリスクに対処する方 法として、「リスクの低減」、「リスクの保有」、「リスクの回避」、「リスクの移転」の 4 つがある。 このうち、「リスクの保有」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#情報セキュリティ#統計・データ分析
情報システム R02 第22問
サブスクリプション
ソフトウェアやサービスを提供する場合の課金方式として、「サブスクリプション」 が近年注目されている。 サブスクリプションに関する記述として、最も適切なものはどれか。
情報システム R02 第23問
データ分析・統計量の解釈
以下に示す4 つのデータ分析の事例における調査データや統計量の解釈は統計の 視点から見て正しいものであるか。それぞれの事例に関する正誤の組み合わせとし て、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 事例1 :ある商品について売上高と気温の相関係数を計算すると0.855 であった。 相関係数の値が正で値も大きいので、売上高を決める原因は気温である。 事例2 :ある企業の従業員の年収の平均値を計算すると582 万円であった。この企 業の従業員である私の年収は560 万円である。私の年収は平均値を下回って いるので、従業員の年収を高い順に並べた時、下位半分に位置する。 事例3 :A店舗の100 日間の売上高の平均値は40 万円、標準偏差は10 万円であっ た。B店舗の同じ期間の売上高の平均値は100 万円、標準偏差は20 万円で あった。B店舗の標準偏差はA店舗の標準偏差よりも大きいので、B店舗の 方が売上高のばらつきが大きい。 事例4 :あるレストランは男性からも女性からも評判の良い店である。既存のメ ニューを改善する目的で新メニューを開発した。新メニューを評価するため に男女各50 人に、既存メニューと新メニューに対する評価(「良い」か「悪い」 か)を調査した。下表がその結果である。この調査結果によると、新メ ニューの方が良いと回答した割合が5 ポイント高いので、既存メニューを新 メニューに置き換えれば売上高は伸びる。 良い 悪い 合計 既存メニュー 55 人 45 人 100 人 新メニュー 60 人 40 人 100 人
#統計・データ分析
情報システム R02 第24問
データ分析手法の選択
以下のa~dは、分析したい状況に関する記述である。それぞれの状況におい て、どのような分析手法が適切か。最も適切なものの組み合わせを下記の解答群か ら選べ。 a ある企業には3 つの事業部がある。事業部ごとの売上高利益率の日次データが 与えられている。この3 つの事業部で売上高利益率に差異が見られるのかを検討 したい。 b ある商品の売上高の日次データと、その商品の売上高に関係があると想定され るいくつかの変数のデータがある。どの変数が売上高にどの程度寄与しているの かを検討したい。 c 数千人の顧客について、属性データ(男女・所得・購入履歴など)や趣味・嗜 し 好 こう に関するデータがある。顧客の特性にあったマーケティング活動をしたいので、 顧客を分類したい。 d Web サイトの候補として2 つのパターンがある。どちらのパターンを採用す るかを決めたい。
#プログラミング・言語#Web・インターネット#テスト・品質#統計・データ分析
情報システム R02 第25問
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
IoT(Internet of Things)、AI、RPA(Robotic Process Automation)などの新し い情報通信技術や考え方などが現れ、現場への適用が試みられつつある。 以下に示す情報化の取り組みについての記述の中で、RPA に関する事例とし て、最も適切なものはどれか。
#入出力・周辺機器#ソフトウェア・OS#ネットワーク#Web・インターネット#経営情報・IT戦略