中小企業経営・中小企業政策 R07年度 第24問

第24問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。  中小企業向け賃上げ促進税制は、中小企業者等または個人事業主が一定の要件を 満たした場合、 A から税額を控除することができる制度である。  賃上げ要件の控除額は、前事業年度と比べて雇用者給与等支給額を1.5 %以上 増加させた場合には、控除対象雇用者給与等支給増加額の15 %、雇用者給与等支 給額を2.5 %以上増加させた場合には、控除対象雇用者給与等支給増加額の B である。  それに加え、教育訓練費増加要件を満たしている場合には、税額控除率が10 % 上乗せとなる。また、子育てとの両立支援または女性活躍支援要件を満たすと、税 額控除率が5%上乗せになる。

設問1

文中の下線部の「中小企業向け賃上げ促進税制」の対象となるものの正誤の組み 合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a 衣料品卸売業者(従業員数55 人、資本金2億円の株式会社) b 和菓子製造小売業者(従業員数9人、個人事業、確定申告は青色申告)

  1. a:正  b:正
  2. a:正  b:誤
  3. a:誤  b:正
  4. a:誤  b:誤

設問2

文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. A:事業税額         B:20 %
  2. A:事業税額         B:30 %
  3. A:法人税額または所得税額  B:20 %
  4. A:法人税額または所得税額  B:30 %
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=ウ、設問2=エ

中小企業向け賃上げ促進税制の対象範囲と控除内容を問う。対象は「中小企業者等」=原則として資本金1億円以下または従業員1,000人以下等の法人・個人事業主。

設問1(対象の正誤 a・b):正解 ウ

  • a(誤):衣料品卸売業者(従業員55人、資本金2億円の株式会社)。中小企業者等の判定は資本金1億円以下(または従業員数の基準)であり、資本金2億円・従業員55人ではいずれの基準も満たさず対象外。よってaは誤り。
  • b(正):和菓子製造小売業者(従業員9人、個人事業、青色申告)。青色申告の個人事業主は対象となるため対象。よってbは正しい。
  • 「a:誤/b:正」の組合せは

設問2(A・B):正解 エ

  • A=法人税額または所得税額:控除は法人税額(個人事業主は所得税額)から行う。「事業税額」は誤り。
  • B=30%:雇用者給与等支給額を2.5%以上増加させた場合の控除率は、控除対象増加額の30%(1.5%以上増は15%)。「20%」は誤り。
  • よって「A:法人税額または所得税額/B:30%」の
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