中小企業経営・中小企業政策 H26年度 第17問

第17問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 小規模企業共済制度は、共済契約者が独立行政法人中小企業基盤整備機構)中小 機構½に掛金を納付し、中小機構がこれらの掛金を運用した上で、共済金等を給付 する制度である。昭和40 年に制度が創設され、平成25 年月末の在籍者は約122 万人となっている。 )

設問1

½ 文中の「小規模企業共済制度」の加入対象として、最も不適切なものはどれか。

  1. 事業に従事する組合員の数が20 人以下の企業組合の役員
  2. 小規模企業の共同経営者
  3. 小規模企業の常用の従業員
  4. 小規模企業の役員 )

設問2

½ 文中の「小規模企業共済制度」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 新たに加入した共済契約者に対して、掛金月額の一部を国が助成する。
  2. 売掛金や受取手形などの回収が困難となった場合、共済金が支払われる。
  3. 契約者貸付制度が設けられており、貸付けの担保、保証人は不要である。
  4. その年に納付した掛金について、一定の額を税額控除できる。 DKJC-1G
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=ウ、設問2=ウ

小規模企業共済制度(中小機構が運営する経営者・役員等のための退職金制度)の加入対象と制度内容を問う設問。

設問1

加入対象は、小規模企業の個人事業主・会社等の役員・共同経営者などであり、雇用される常用従業員は対象外である点が最大の論点。最も不適切なものを選ぶ。

  • ア(○):従業員20人以下の企業組合の役員は加入対象となり得る。適切。
  • イ(○):小規模企業の共同経営者は加入対象。適切。
  • ウ(×):小規模企業の「常用の従業員」は加入対象外。経営者層のための制度であり、最も不適切。
  • エ(○):小規模企業の役員は加入対象。適切。

よって、最も不適切なものは

設問2

制度内容(掛金の助成の有無、給付事由、貸付制度、税制)を問う。最も適切なものを選ぶ。

  • ア(×):掛金月額の一部を国が助成する制度はない。誤り。
  • イ(×):売掛金・受取手形の回収困難(取引先倒産)時に共済金が支払われるのは「経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)」であり、小規模企業共済の説明ではない。誤り。
  • ウ(○):契約者貸付制度が設けられており、納付した掛金の範囲内で担保・保証人不要で借入れができる。適切。
  • エ(×):納付した掛金は税額控除ではなく、全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象。誤り。

よって

#中小企業の定義・概況#経営基盤・共済#組合制度#中小企業支援体制・施策#税制・会計

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