中小企業経営・中小企業政策 H25年度 第15問

第15問

経営資源の限られる中小企業にとって、金融機関、特に地域の金融機関と良好な 関係を築くことは重要であるが、同じ金融機関でも業態によって制度的な相違点が ある。地域金融機関である信用金庫と信用組合について見た場合、最も適切なもの はどれか。

  1. 信用金庫の会員以外への貸出に特段の制限はない。
  2. 信用金庫の会員資格に特段の制限はない。
  3. 信用組合と信用金庫の預金受入れに特段の制限はない。
  4. 信用組合と信用金庫は協同組織形態の非営利法人である。
  5. 信用組合の組合員以外への貸出に特段の制限はない。
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正解:

解答:エ

信用金庫(信用金庫法)と信用組合(協同組合による金融事業に関する法律・中小企業等協同組合法)の制度的相違を問う。両者とも会員・組合員の相互扶助を目的とする協同組織形態の非営利金融機関である点が共通する。会員・組合員資格には地区・規模等の制限があり、融資は原則として会員・組合員向けに限られる(信金は会員外貸出に一定限度あり)。預金は信金が制限なく受け入れられるのに対し、信組は原則組合員からの受入れが中心という違いがある。

  • ア(×):信用金庫の会員以外への貸出に「特段の制限はない」は誤り。会員外貸出には一定の制限(限度)がある。
  • イ(×):信用金庫の会員資格に「特段の制限はない」は誤り。地区内で事業所・住所を有すること、従業員数・資本金等の制限がある。
  • ウ(×):信組と信金の預金受入れに「特段の制限はない」は誤り。信用組合は原則として組合員から預金を受け入れる(員外預金に制限)。
  • エ(○):信用組合と信用金庫はいずれも協同組織形態の非営利法人である。両者に共通する正しい記述。

よって

#中小企業の定義・概況#中小企業白書・統計#金融支援#組合制度

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