第31問
製品ライフサイクルの段階に対応した消費財のプロモーション戦略に関する記述 として、最も不適切なものはどれか。
- ア 成熟期においては、自社ブランドに対するロイヤルティを維持したり、買い替 えや買い増しを刺激するために、リマインダー型広告が重要となる。
- イ 成熟期の広告では、機能面での差別化よりもイメージ面での差別化が重要にな ることが多い。
- ウ 成長期には、自社ブランドの市場シェアを拡大するために、情報提供型広告に よってブランド選好を確立する必要がある。
- エ 導入期には、消費者向けSP4セールス・プロモーション5だけでなく、流通業 者向けSP によって製品の取り扱いを確保することも重要である。
- オ 導入期の広告出稿においては、フリークエンシーよりもリーチの方が重要であ る。
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕製品ライフサイクル(PLC)各段階のプロモーション戦略に関する「最も不適切」型。成長期はブランド選好の確立が課題で、ここでは「説得型広告」が中心となる。情報提供型(先行情報提供)広告は導入期に製品認知を高めるための手法であり、成長期にブランド選好を確立する手段とするのは不適切。
- ア(○):成熟期はロイヤルティ維持・買い替え/買い増し刺激のためにリマインダー(想起喚起)型広告が重要。正しい。
- イ(○):成熟期は製品が同質化するため、機能差別化よりイメージ差別化が重要になることが多い。正しい。
- ウ(×・これが正解):成長期にブランド選好を確立する広告は「説得型広告」である。「情報提供型広告によってブランド選好を確立する」とするのは段階と広告タイプの対応が誤り(情報提供型は導入期の認知獲得が中心)。最も不適切。
- エ(○):導入期には消費者向けSPだけでなく、流通業者向けSPによる取扱い確保(プッシュ戦略)も重要。正しい。
- オ(○):導入期はまず幅広く認知させる必要があるため、接触頻度(フリークエンシー)より到達範囲(リーチ)が重要。正しい。
よって ウ。