企業経営理論 H20年度 第36問

第36問

消費者の購買行動は、いくつかの段階を経て行われている。これに関する記述と して、最も不適切なものはどれか。

  1. ある特定の商品カテゴリーにおけるさまざまなブランドに関する消費者の知覚 を図にしたものを知覚マップという。
  2. 高関与の場合には、その商品カテゴリーの関心度が高いので、広範囲に情報探 索活動が行われる。
  3. 購買行動の出発点となる問題認識は、最寄品の場合、家庭内ストックのような 内部と、広告などの外部からの刺激が主な要因となる。
  4. 消費者が商品を評価する際には、選好が重要であり、これは、この消費者の主 観的評価に基づくものである。
  5. 選択の対象として、存在を知っている商品のすべてについて、情報収集・評価 を行う傾向にある。 ― 40― ◇M3(743―87)
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正解:

解答:オ

〔リード〕消費者の購買意思決定プロセス(問題認識→情報探索→評価→購買→購買後行動)と関連概念に関する「最も不適切」型。

  • ア(○):ある商品カテゴリーの各ブランドに対する消費者の知覚を平面上に布置したものを知覚マップ(ポジショニング・マップ)という。適切。
  • イ(○):関与が高い場合は商品への関心度が高く、情報探索活動が広範囲かつ慎重に行われる。適切。
  • ウ(○):最寄品では、家庭内在庫の減少(内部刺激)や広告等(外部刺激)が問題認識のきっかけとなる。適切。
  • エ(○):消費者の商品評価は選好に基づき、それは消費者の主観的評価による。適切。
  • オ(×・最も不適切):消費者は存在を知っている全商品(知名集合)を評価するのではなく、その中から実際の検討対象となる考慮集合(想起集合)に絞り込んで情報収集・評価を行うのが通常。「知っている商品のすべてについて行う」は誤りでこれが正解。

よって

#マーケティング戦略#製品・ブランド戦略#プロモーション#消費者行動

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