中小企業経営・中小企業政策 R07年度 第22問

第22問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。  機械部品製造業(資本金5,000 万円、従業員数15 人)を経営するX氏は、新たな 設備投資を検討している。そこで、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補 助金について詳しく知りたいと思い、中小企業診断士のY氏の事務所を訪ねた。 X氏:「今度、新しい機械を導入しようと考えています。商工会議所のセミナーで、 ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金という制度があると聞い たのですが、どのようなものなのでしょうか。」 Y氏:「中小企業や小規模事業者などの生産性の向上につながる革新的な新製品や 新サービスの開発、海外需要開拓などを行う事業のために必要な設備投資や システム構築などを支援する制度です。」 X氏:「その制度を利用するには、何か条件はありますか。」 Y氏:「御社の場合の要件をご説明します。第1に、 A の年平均成長率が B 向上することです。第2に、1人当たり給与支給総額の年平均成 長率が事業実施都道府県における最低賃金の直近5年間の年平均成長率以上 になること、または給与支給総額の年平均成長率が C 向上すること です。第3に、事業所内最低賃金が事業実施都道府県における最低賃金 D の水準であることです。これらの要件を満たす3年から5年の事 業計画を策定し、それを実施することが求められています。」 X氏:「制度の概要が分かりました。正式な見積書を取ったうえで、改めて事業計 画をどのように作成するか、相談にお伺いします。ありがとうございまし た。」

設問1

会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれ か。

  1. A:売上高    B:1.5 %以上
  2. A:売上高    B:3.0 %以上
  3. A:付加価値額  B:1.5 %以上
  4. A:付加価値額  B:3.0 %以上

設問2

会話の中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれ か。

  1. C:1.0 %以上  D:プラス20 円以上
  2. C:1.0 %以上  D:プラス30 円以上
  3. C:2.0 %以上  D:プラス20 円以上
  4. C:2.0 %以上  D:プラス30 円以上
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=エ、設問2=エ

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)の事業計画の達成要件を問う。3~5年計画で達成すべき数値要件が論点。

設問1(A・B):正解 エ

  • A=付加価値額:要件は「付加価値額」の年平均成長率。「売上高」ではない。
  • B=3.0%以上:付加価値額の年平均成長率を3.0%以上向上させること。「1.5%以上」は給与支給総額側の数値であり誤り。
  • よって「A:付加価値額/B:3.0%以上」の

設問2(C・D):正解 エ

  • C=2.0%以上:給与支給総額の年平均成長率を2.0%以上向上させること(最低賃金の年平均成長率以上との選択)。「1.0%以上」は誤り。
  • D=プラス30円以上:事業所内最低賃金が事業実施都道府県の最低賃金**+30円以上**の水準であること。「+20円以上」は誤り。
  • よって「C:2.0%以上/D:プラス30円以上」の
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