第35問
BtoC マーケティングにおける人的販売に関する記述として、最も適切なものは どれか。
- ア 経営トップの意向や判断が強く影響するBtoB マーケティングでは、顧客企業 との接点を担う営業人材の選好や判断が購買意思決定に反映されにくく、BtoC マーケティングに比べて、営業人材が担う役割は極めて小さい。
- イ 消費者自身では購買意思決定が困難な製品・サービスや、購買に際して高い知 覚リスクを感じるような製品・サービスの場合に適したプロモーション手段であ る。
- ウ 全体的なプロモーション効果を高めるためには、購買プロセスの前半に購買者 の選好、納得感、行動に強く影響を与える人的販売が実施され、購買プロセスの 後半にリマインドのための広告や販売促進が実施される。
- エ 対応可能な消費者の数が限られる一方、相手の状況や反応を把握しながら柔軟 な対応ができるため、高い認知率を獲得するためには、極めてコスト効率が高い プロモーション手段である。
- オ ダイレクト・マーケティングは、消費者へのダイレクトな非人的チャネルを利 用して、仲介業者を介さずに顧客に到達し、財やサービスを提供する活動である ため、これに人的販売は含まれない。
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正解:イ
解答:イ
人的販売の特性を問う。人的販売は双方向で柔軟だが、対応人数に限りがあり高コスト。
- ア(×):BtoBでこそ顧客接点を担う営業人材の役割は大きく、その選好や判断が購買意思決定に影響する。「役割は極めて小さい」は誤り。
- イ(○):消費者単独では判断が難しい製品や、高い知覚リスクを伴う製品では、対面で説明・相談に応じる人的販売が適している。適切。
- ウ(×):一般に購買プロセスの前半は広告等で認知・興味を喚起し、後半(クロージング)に人的販売が効果を発揮するとされる。前後半の役割が逆で不適切。
- エ(×):人的販売は対応人数が限られ単価も高いため、広範な「高い認知率の獲得」にはコスト効率が悪い。「極めてコスト効率が高い」は誤り。
- オ(×):ダイレクト・マーケティングには電話や訪問など人的な接触チャネルも含まれうる。「人的販売は含まれない」と断定するのは不適切。
よって イ。