財務・会計 R05年度 第21問

第21問

サステナブル成長率に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、 ROE および配当性向は毎期一定とする。

  1. 企業が毎期の純利益の全額を配当する場合、サステナブル成長率はリスクフ リー・レートに一致する。
  2. サステナブル成長率は、ROE に配当性向を乗じることで求められる。
  3. サステナブル成長率は、事業環境に左右されるが、内部留保率には左右されない。
  4. サステナブル成長率は、配当割引モデルにおける配当成長率として用いること ができる。
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正解:

解答:エ

サステナブル成長率(内部成長率)=ROE×内部留保率=ROE×(1-配当性向)。外部調達に頼らず内部留保のみで達成できる成長率を表す。

  • ア(×):純利益を全額配当すると内部留保率=0となり、サステナブル成長率は0%になる。リスクフリー・レートに一致するわけではない。
  • イ(×):ROEに乗じるのは配当性向ではなく内部留保率(1-配当性向)。
  • ウ(×):サステナブル成長率はROEと内部留保率で決まり、内部留保率に大きく左右される。
  • エ(○):ROEと配当性向が一定という前提のもと、配当割引モデル(定率成長モデル)における配当成長率gとして用いることができる。

よって

#経営分析・財務指標#投資意思決定・NPV#資本コスト・WACC#資金調達・配当政策

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