第37問
ブランドマネジメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア これまでに製品を投入したことのないカテゴリーにおいて、すでに他のカテゴ リーで実績のあるブランド名を用いて新製品を投入することを「ブランド・リポ ジショニング戦略」と呼ぶ。
- イ ターゲットとする性別・年代、価格帯やイメージが異なる複数の製品ラインを 展開する場合、メーカー名などを冠した統一的なブランドと個々のブランドを組 み合わせた「ダブルチョップ戦略」が適切である。
- ウ ブランド間の知覚差異は大きいが製品自体やその購買への関与度は低い、とい う状況でのブランド展開においては、「マルチ・ブランド戦略」が採用されやす い。
- エ ブランドには、メーカー名がつけられる場合や独自の商品名がつけられる場合 がある。前者をプライベート・ブランドと呼ぶ。
▼ 解答・解説を見る
正解:ウ
解答:ウ
ブランド戦略の各概念に関する問題。
- ア(×):既存ブランド名で新カテゴリーに新製品を投入するのは「ブランド拡張(カテゴリー拡張)」。ブランド・リポジショニングは既存ブランドの位置づけを変える戦略であり、定義が誤り。
- イ(×):メーカー名(マスターブランド)と個別ブランドを組み合わせるのは「ダブルブランド(サブブランド)戦略」。「ダブルチョップ」は流通主導の共同ブランドを指す語で、文脈に合わない。
- ウ(○):ブランド間の知覚差異が大きいが関与は低い状況では、消費者が変化(バラエティ・シーキング)を求めやすいため、複数ブランドを展開する「マルチ・ブランド戦略」が採られやすい。正しい。
- エ(×):メーカー名が付くのはナショナル・ブランド(NB)。プライベート・ブランド(PB)は流通業者が独自に展開するブランド。説明が逆。
よって ウ。