中小企業経営・中小企業政策 H30年度 第18問

第18問

次の下請中小企業の支援に関する文章を読んで、下記の設問に答えよ。 A は、 B の規模によって「優越的地位」にあるかどうかを規定す るとともに、製造委託、修理委託、情報成果物作成委託及び役務提供委託の行為に ついて、下請取引を適正化し、下請事業者の利益を保護することを目的としてい る。この法律では、親事業者には4つの義務と11 項目の禁止事項が課されている。

設問1

文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. A:下請代金支払遅延等防止法  B:資本金
  2. A:下請代金支払遅延等防止法  B:従業者数
  3. A:下請中小企業振興法     B:資本金
  4. A:下請中小企業振興法     B:従業者数

設問2

文中の下線部に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 支払期日までに代金を支払わなかった場合でも、下請事業者の了解を得てい れば、遅延利息を支払う必要がない。
  2. 請求書を受領した日から120 日以内に代金を支払う必要がある。
  3. 取引が完了した後も、取引の内容を記録し、2 年間保存する必要がある。
  4. 発注の際は、親事業者と下請事業者が対面して、発注内容を確認しなければ ならない。
▼ 解答・解説を見る

正解: 設問1 設問2

解答:設問1=ア、設問2=ウ

下請取引適正化に関する法律問題。

設問1(法律名A・基準B) 親事業者・下請事業者の区分を「資本金」の規模で規定し、4つの義務と11項目の禁止事項を課しているのは「下請代金支払遅延等防止法(下請法)」。

  • ア ○ A:下請代金支払遅延等防止法/B:資本金。
  • イ × B従業者数が誤り(区分は資本金基準)。
  • ウ × A下請中小企業振興法は振興目的の別法で誤り。
  • エ × A・Bとも誤り。

設問2(親事業者の義務・禁止事項に関する記述)

  • ア × 支払遅延の場合、下請事業者の了解があっても遅延利息(年14.6%)の支払義務は免れない。
  • イ × 支払期日は「物品等を受領した日」から起算して60日以内。120日や請求書受領起算は誤り。
  • ウ ○ 親事業者は取引記録の書類(5条書類)を作成し、2年間保存する義務がある。
  • エ × 発注は対面確認ではなく、書面(3条書面)の交付義務である。

よって 設問1=ア、設問2=ウ。

#中小企業の定義・概況#中小企業白書・統計#中小企業支援体制・施策

← 中小企業経営・中小企業政策の一覧へ戻る