第30問
消費者心理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 近年、ブランド関連商品をおまけに付けた雑誌が売上を伸ばしているが、その 要因は「道具的条件づけ」で説明することができる。
- イ 消費者の知覚リスクは、商品知識が乏しい場合や複雑な商品の場合に高まる が、商品に対する関与が高い場合や多くの選択肢から選べる場合には低下する。
- ウ 消費者の認知や好意的評価を得ていない新しい商品やサービスの場合には、一 般的に、自社ブランドの強みとなる一点を集中的に訴求することが有効である。
- エ プロモーション活動において、たとえば紫外線が肌にもたらす悪影響を示すメ ッセージが化粧品に用いられることがある。通常、恐怖喚起が強ければ強いほど 商品効能に対する説得効果は高まる。 DKJC-1C
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正解:ア
解答:ア
消費者心理(学習理論・知覚リスク・訴求方法・恐怖喚起)に関する「最も適切」型。
- ア(○):おまけ(ブランド関連商品)を付けることで雑誌購入という行動が報酬で強化される。報酬による行動の強化はオペラント条件づけ=「道具的条件づけ」で説明できる。適切。
- イ(×):知覚リスクは関与が高いほど慎重になり高まりやすく、選択肢が多いほど選択の難しさからむしろ高まる傾向がある。「関与が高い場合や多くの選択肢から選べる場合に低下する」とするのは誤り。
- ウ(×):認知や好意的評価を得ていない新商品の場合は、まず幅広い情報提供で認知を高める必要があり、いきなり一点集中訴求が有効とは限らない。「一点を集中的に訴求することが有効」と一般化するのは不適切。
- エ(×):恐怖喚起(フィア・アピール)は、強すぎるとかえって反発・回避を招き説得効果が下がる。効果は逆U字型で「強ければ強いほど説得効果が高まる」とするのは誤り。
よって ア。