第13問
期待理論に基づいたリーダーシップ行動を説明するものとして、最も適切なもの はどれか。
- ア 与えられた目標にとらわれることがないよう、報酬を目標の達成と切り離して 処遇する。
- イ 結果をあまり気にせず、まず行動を起こしてみるように従業員に働きかける。
- ウ どうすれば目標を達成できるかという戦略を、チーム全員で考えさせる支持的 態度を取る。
- エ 目標達成のプロセスはともあれ、目標それ自体の社会的意義を共有させる。
- オ 目標を実現することによって得られる報酬が、いかに魅力的なものであるのか を説得する。
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正解:オ
解答:オ
ブルームの期待理論(expectancy theory)に基づくリーダーシップ行動を問う。動機づけの強さ=期待(努力→業績)×手段性(業績→報酬)×誘意性(報酬の魅力)。リーダーはこれら3要素を高める働きかけをする(経路目標理論のベース)。誘意性を高める行動が問われている。
- ア(×):報酬を目標達成と切り離すと、手段性(業績→報酬の結びつき)が弱まり動機づけが低下する。期待理論の考え方に反する。
- イ(×):結果を気にせずまず行動を、という働きかけは、業績や報酬との結びつきを軽視しており、期待理論のロジックと合致しない。
- ウ(×):達成方法をチームで考えさせる支持的態度は、期待(努力→業績)を高める面はあるが、これは支援的リーダーシップの説明寄りで、期待理論の各要素を直接説明する選択肢としては最適でない。
- エ(×):目標達成のプロセスを問わず目標自体の社会的意義を共有させるのは、価値や使命の共有(変革型リーダーシップ寄り)の話で、期待理論(誘意性=報酬の魅力)の説明として最適でない。
- オ(○):目標実現で得られる報酬がいかに魅力的かを説得するのは、誘意性(報酬の魅力)を高める働きかけそのもので、期待理論に基づくリーダーシップ行動として最も適切。
よって オ。