第18問
Y 社では4 つの投資案について採否を検討している。投資案はいずれも初期投 資額として2,500 万円を必要とし、投資プロジェクトの耐用年数は5 年である。ま た、Y 社の資本コストは8 %であり、プロジェクト期間中に追加の資金は必要と しない。4 つの投資案の判定基準となるべきデータは以下のとおりである。Y 社の 投資可能な資金が5,000 万円に制限されているとき、企業価値増大の観点からY 社が採択すべき投資案の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選 べ。 投資案 甲 乙 丙 丁 NPV²万円 280 300 180 安25 IRR²% 9 11 10 6 回収期間²年 3 4 2 2 V解答群X
- ア 甲と乙
- イ 甲と丙
- ウ 乙と丙
- エ 丙と丁 DKJC-1B
▼ 解答・解説を見る
正解:ア
解答:ア
〔リード〕
-
企業価値増大の観点では、採択案のNPV合計を最大化する。各案の初期投資は2,500万円で共通、資金制約5,000万円のため採択できるのは最大2案。
-
NPV:甲=280、乙=300、丙=180、丁=△25(万円)。
-
丁はNPVがマイナス(IRR6%<資本コスト8%)であり、価値を毀損するため採択不可。
-
2案の組み合わせのNPV合計:
- 甲+乙=280+300=580万円(最大)
- 甲+丙=280+180=460万円
- 乙+丙=300+180=480万円
-
NPV合計が最大となるのは 甲と乙。
-
**ア(○)**甲と乙:NPV合計580万円で最大。
-
イ(×)甲と丙=460万円。ウ(×)乙と丙=480万円。いずれも甲乙より小さい。
-
エ(×)丙と丁:丁はNPVマイナスで企業価値を減少させ、合計も155万円と最小。
よって ア。