財務・会計 H23年度 第3問

第3問

有形固定資産の減損損失を算定する式として、最も適切なものはどれか。

  1. 正味売却価額-将来キャッシュ・フローの現在価値
  2. 帳簿価額-回収可能価額
  3. 帳簿価額-時価
  4. 帳簿価額-割引前将来キャッシュ・フロー ― 2― ◇M2(688―27)
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

〔減損会計のプロセス:①減損の兆候→②減損損失の認識の判定(帳簿価額と「割引前」将来キャッシュ・フロー総額を比較し、後者が下回れば認識)→③減損損失の測定(帳簿価額を「回収可能価額」まで減額し、差額を減損損失とする)。回収可能価額=正味売却価額と使用価値(割引後CFの現在価値)のいずれか高い方。〕

  • ア(×):「正味売却価額-将来CFの現在価値」。減損損失の算定式ではない。
  • イ(○):減損損失=帳簿価額-回収可能価額。測定段階の正しい式。
  • ウ(×):「帳簿価額-時価」。回収可能価額は時価(正味売却価額)と使用価値の高い方であり、単純な時価控除ではない。
  • エ(×):「帳簿価額-割引前将来CF」。割引前将来CFは減損損失を「認識するか否か」の判定に用いる比較対象であって、損失額の算定式ではない。

よって

#財務諸表・会計基準#キャッシュフロー#投資意思決定・NPV

← 財務・会計の一覧へ戻る