財務・会計 H20年度 第18問

第18問

MM 理論を説明している記述として、最も適切なものの組み合わせを解答群か ら選べ。なお、文中の企業価値は負債の価値と自己資本の価値の合計額を意味す る。 a 法人税がないと仮定したとき、企業価値は資本構成と無関係である。 b 法人税がないと仮定したとき、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。 c 法人税が存在する場合、企業価値は資本構成と無関係である。 d 法人税が存在する場合、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。

  1. aとc
  2. aとd
  3. bとc
  4. bとd ― 13― ◇M2(743―40)
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正解:

解答:イ

〔リード〕 MM理論では、(1)法人税が存在しない完全市場では企業価値は資本構成と無関係(MM第1命題)、(2)法人税が存在する場合は負債利子の節税効果(タックス・シールド)により、負債利用度が高いほど企業価値が高まる。

  • a(◯):法人税がないと、企業価値は資本構成と無関係。MM第1命題そのもの。正しい。
  • b(×):法人税がない前提で「負債利用度が高いほど企業価値が高まる」は誤り(無関係が正しい)。
  • c(×):法人税が存在する場合「資本構成と無関係」は誤り。節税効果で関係する。
  • d(◯):法人税が存在すると、負債の節税効果により負債利用度が高いほど企業価値が高まる。正しい。

正しい組み合わせは a と d。

  • ア(×):aとc。cが誤り。
  • イ(◯):aとd。
  • ウ(×):bとc。両方誤り。
  • エ(×):bとd。bが誤り。

よって

#税務・税効果#資金調達・配当政策#企業価値評価

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