企業経営理論 H20年度 第30問

第30問

オリンピック、サッカーワールドカップ、野球など、スポーツとビジネスのかか わりは、従来よりもますます深くなってきている。そのような状況に関する記述と して、最も不適切なものはどれか。

  1. スポーツイベントに協賛し、冠スポーツ大会とすることで、企業イメージを高 めることが可能となる。
  2. 世界的なスポーツイベントに協賛し、関連機器を提供することにより、権威付 けを得られることになる。
  3. 世界的なスポーツイベントに協賛し、競技場で広告看板を掲出することは、新 製品のブランドロイヤルティの確立が主な目的となっている。
  4. トップアスリートに用具を提供し、その選手やチームが活躍することによっ て、同等もしくは類似の用具の販売に寄与する。
  5. 入手が困難なスポーツイベントのチケットを配布することによって、プロモー ション効果を高めることができる。 ― 36― ◇M3(743―83)
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正解:

解答:ウ

〔リード〕スポーツ・スポンサーシップとプロモーション効果に関する「最も不適切」型。各施策がねらう効果を正しく対応づけられるかが問われる。

  • ア(○):スポーツイベントに協賛し冠大会とすることで、企業名の露出と好意的連想により企業イメージを高めることができる。適切。
  • イ(○):世界的イベントに協賛し関連機器を提供することで、「公式に使われている」という**権威付け(信頼性の付与)**が得られる。適切。
  • ウ(×・最も不適切):競技場の広告看板掲出は、多くの観客・視聴者への露出によるブランド認知の向上・リーチ拡大が主目的であり、購買経験を通じて形成される「ブランドロイヤルティの確立」が主目的とはいえない。効果の対応づけが誤りでこれが正解。
  • エ(○):トップアスリートへの用具提供は、選手・チームの活躍を通じて同等・類似用具の販売促進に寄与する。適切。
  • オ(○):入手困難なイベントチケットを配布することは、希少性を活かした強いプロモーション効果を生む。適切。

よって

#製品・ブランド戦略#プロモーション#消費者行動

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