企業経営理論 H19年度 第32問

第32問

消費者行動を規定する要素の一つとして、準拠集団がある。これに関連する記述 として、最も不適切なものはどれか。

  1. あこがれの有名人が持っているものと同じものを、自分も所有したいと思う。
  2. ある集団は、服装やマナーなど基本的な価値観を形成するうえで大きな影響を 与える。
  3. 購買において、ある集団を模範にしたくないと思う。
  4. 他人の目に触れないような商品のブランド選択行動について、準拠集団が与え る影響は大きい。
  5. パーティー販売においては、人だけ買わないとバツが悪く感じて、つい買っ てしまう。 ― 33― ◇M3(023―74)
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正解:

解答:エ

〔リード〕準拠集団とは、個人が態度や行動の基準とする集団。あこがれの集団(願望集団)、所属集団、避けたい集団(拒否集団)などがあり、消費者行動に影響する。一般に、他人の目に触れる「公的・顕示的に消費される商品」ほど準拠集団の影響が大きく、人目につかない私的消費財では影響が小さい。「最も不適切」を選ぶ。

  • ア(○):あこがれの有名人(願望集団・準拠人物)と同じものを欲する。準拠集団の影響の典型例。正しい。
  • イ(○):所属する集団は服装やマナーなど基本的価値観の形成に大きな影響を与える。正しい。
  • ウ(○):「ある集団を模範にしたくない」という拒否集団(負の準拠集団)も購買行動に影響する。正しい。
  • エ(×):準拠集団の影響は、他人の目に触れる公的・顕示的消費の商品で大きく、他人の目に触れない(私的に消費される)商品のブランド選択では影響は小さい。「他人の目に触れない商品で影響が大きい」は誤り。これが最も不適切。
  • オ(○):パーティー販売で1人だけ買わないと気まずく感じて買ってしまうのは、その場の集団からの同調圧力(準拠集団の影響)。正しい。

よって

#組織行動・コミットメント#製品・ブランド戦略#消費者行動

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