事業戦略
範囲の経済とシナジー
Economies of Scope / Synergy
概要
複数事業で経営資源を共有し、単独で行うより効率を高める効果(範囲の経済)と相乗効果(シナジー)。
詳細解説
範囲の経済は、技術・販路・ブランドなどの資源を複数事業で共用することでコストを下げる効果。シナジーは、事業間の連携で『1+1>2』の価値を生む相乗効果を指す。
事例Ⅰでは、新規事業や多角化の意義を問う設問でこの概念を用いる。既存事業の強み(技術・顧客基盤)を新事業に転用できる点を指摘すると説得力が増す。
解答での使いどころ
- 使いどころ:『多角化・新規事業の利点』を問われたら範囲の経済・シナジーを軸に。
- 関連型多角化:既存の強みを活かせる関連型のほうがシナジーを得やすい。
与件・事例での具体例
食品製造業が、既存の製造技術と販路を活かして関連商品を開発。設備・営業網を共有でき、範囲の経済が働く。