その他法律・制度
破産法
Bankruptcy Act
概要
支払不能等の状態にある債務者の財産を清算し、債権者に公平に分配する手続を定める法律。
詳細解説
破産法は、支払不能または債務超過の状態にある債務者について、裁判所が破産手続開始決定を行い、破産管財人が財産を換価して債権者に配当する清算型の倒産手続を定める法律である。
破産手続開始により、債務者の財産管理処分権は破産管財人に移り、個別の権利行使は禁止される。個人の場合、破産手続と併せて免責許可を受けることで残債務の支払義務が免除される。
試験対策のポイント
- 暗記必須:破産は清算型の倒産手続。裁判所が破産手続開始決定をし、破産管財人が破産財団を換価して債権者に配当する。原則として事業は消滅する。
- 頻出ポイント:破産債権の配当順位=財団債権が優先し、次に優先的破産債権・一般破産債権・劣後的破産債権の順。個人破産では免責により残債務の支払責任を免れうる。
- ひっかけ注意:破産は清算型(事業消滅)、民事再生・会社更生は再建型(事業継続)という基本対比が最重要。別除権(担保権)は破産手続外で行使できる。
事例・具体例
会社が債務超過に陥り事業継続が困難となった場合、破産手続により資産を売却して債権者に配当する。経営者個人も連帯保証をしていれば個人破産が必要となることがある。