その他法律・制度
製造物責任法
Product Liability Act (PL Act)
概要
製造物の欠陥により生じた損害について製造業者等の無過失責任を定める法律。
詳細解説
製造物責任法(PL法)は、製造物の欠陥によって人の生命、身体または財産に損害が生じた場合に、製造業者等に過失がなくても損害賠償責任を負わせる法律である。被害者は欠陥の存在、損害の発生、因果関係を証明すれば足りる。
欠陥には、設計上の欠陥、製造上の欠陥、指示・警告上の欠陥の3類型がある。免責事由として、開発危険の抗弁(引渡し時の科学技術水準で欠陥を認識できなかった場合)がある。
試験対策のポイント
- 暗記必須:製造物責任法(PL法)は製造物の欠陥により生じた損害について、製造業者等が過失の有無を問わず責任を負う無過失責任を定める。
- 頻出ポイント:対象は「製造または加工された動産」。不動産・未加工の農産物・ソフトウェア単体等は対象外。被害者は欠陥の存在・損害・因果関係を立証すればよい。
- ひっかけ注意:PL法は無過失責任だが、開発危険の抗弁(引渡時の科学技術水準では欠陥を認識できなかった)等の免責事由がある。製造物自体の損害のみの場合は対象外。
事例・具体例
家電製品の欠陥により火災が発生した場合、被害者は製造業者の過失を証明することなく、欠陥の存在と因果関係を証明すれば損害賠償を請求できる。