その他法律・制度
労働契約法
Labor Contract Act
概要
労働契約に関する基本的事項を定め、合理的な労働条件の決定・変更を促進する法律。
詳細解説
労働契約法は、労働契約の成立、変更、終了に関する基本的なルールを明文化した法律である。労働契約は労使対等の立場で合意により成立・変更されることが原則である。
就業規則の変更による労働条件の不利益変更は、原則として労働者の合意が必要であるが、変更が合理的であれば労働者を拘束する。客観的に合理的な理由を欠き社会通念上相当でない解雇は無効とされる(解雇権濫用法理)。
試験対策のポイント
- 暗記必須:労働契約法は労働契約の基本原則を定める。就業規則の合理的変更による労働条件の不利益変更のルール、解雇権濫用法理等を規定する。
- 頻出ポイント:有期労働契約が通算5年を超えて反復更新された場合、労働者の申込みにより無期労働契約に転換できる(無期転換ルール)。雇止め法理も明文化。
- ひっかけ注意:労働契約法には罰則がない(労働基準法は罰則あり)。両法の役割の違いを区別する。客観的合理性・社会的相当性を欠く解雇は無効。
事例・具体例
有期労働契約が通算5年を超えて反復更新された場合、労働者の申込みにより無期労働契約に転換される(無期転換ルール)。