ファイナンス
M&Aファイナンス
M&A Finance
概要
企業の合併・買収に伴う資金調達や取引構造に関する財務領域。
詳細解説
M&Aファイナンスは、合併・買収の実行に必要な資金の調達方法と取引ストラクチャーに関する領域である。買収資金の調達には、自己資金・借入・株式交換・LBOなどの方法がある。
買収対価の決定にはDCF法や類似会社比較法などの企業価値評価手法が用いられる。シナジー効果(コストシナジー・売上シナジー)の定量化が買収プレミアムの妥当性を判断する鍵となる。
試験対策のポイント
- 暗記必須:M&Aの取引手法=株式取得(株式譲渡・第三者割当)・事業譲渡・合併・株式交換など。手法ごとに会計・税務が異なる。
- 頻出ポイント:のれんは取得対価が被取得企業の純資産時価を上回る部分。日本基準では20年以内に規則償却する。
- 関連づけ:買収価格はDCF法等の企業価値評価で算定。資金調達手法としてLBOがある点とつなげて押さえる。
事例・具体例
A社がB社を100億円で買収する際、自己資金30億円と銀行借入70億円で調達するケースでは、買収後の統合効果(シナジー)で借入の返済原資を確保する計画が必要。