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ファイナンス

効率的市場仮説

Efficient Market Hypothesis

概要

市場価格が入手可能な情報をすべて反映しているとする仮説。

詳細解説

効率的市場仮説(EMH)は、証券の市場価格が利用可能なすべての情報を常に完全に反映しているとする仮説である。ウィーク型・セミストロング型・ストロング型の3つの程度がある。

ウィーク型は過去の株価情報、セミストロング型は公開情報すべて、ストロング型は内部情報を含むすべての情報が価格に反映されているとする。効率的市場ではアクティブ運用は意味をなさない。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:3つの形態=ウィーク(過去の株価情報)・セミストロング(公開情報)・ストロング(内部情報も含む)。反映する情報の範囲で区別。
  • 頻出ポイント:セミストロング型が成立すれば、公開情報に基づく分析(ファンダメンタル分析)では市場平均を上回れない。
  • 関連づけ:ウィーク型が成立すればテクニカル分析は無効。市場が効率的なら超過収益(アービトラージ)は持続しないという含意。

事例・具体例

セミストロング型が成立する場合、決算発表や経済指標の公開情報はすぐに株価に反映されるため、公表後にその情報を基に超過リターンを得ることはできない。

提唱者・関連学者

ユージン・ファーマが1970年に体系化した。効率的市場仮説の実証研究への貢献により、2013年にノーベル経済学賞を受賞した。