🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 財務・会計
ファイナンス

配当割引モデル

Dividend Discount Model (DDM)

概要

将来の配当金を割引率で現在価値に換算して株式価値を算定するモデル。

詳細解説

配当割引モデル(DDM)は、株式の本源的価値を将来受け取る配当金の現在価値の合計として算定するモデルである。最も基本的な株式評価手法の一つ。

定率成長モデル(ゴードン・モデル)では、配当が一定率gで永久に成長すると仮定し、株式価値=来期の予想配当÷(株主資本コスト−成長率)で計算する。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:定額配当モデル:株式価値=1株当たり配当÷株主資本コスト。ゼロ成長を仮定する場合。
  • 頻出ポイント:定率成長モデル(ゴードンモデル):株式価値=次期配当÷(株主資本コスト-配当成長率)。分母は割引率-成長率。
  • ひっかけ注意:ゴードンモデルは割引率r>成長率gが成立しないと使えない。分子は「次期(来期)」の配当である点に注意。

事例・具体例

来期の予想配当100円、株主資本コスト10%、配当成長率3%の場合、理論株価=100÷(0.10−0.03)≒1,429円。

提唱者・関連学者

マイロン・ゴードンが1956年に発表した定率成長配当割引モデル(ゴードン成長モデル)が代表的である。