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ファイナンス

ポートフォリオ理論

Portfolio Theory

概要

複数の資産を組み合わせてリスクを低減しつつリターンを最適化する理論。

詳細解説

ポートフォリオ理論は、複数の資産(証券)を組み合わせることにより、期待リターンを維持しながらリスク(分散)を低減できるという理論である。現代ポートフォリオ理論(MPT)の基礎。

資産間の相関係数が低いほど分散効果は大きくなる。効率的フロンティア上のポートフォリオが、同一リスク水準で最大リターンまたは同一リターン水準で最小リスクを実現する最適な組み合わせ。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:ポートフォリオの期待収益率は各資産の期待収益率の加重平均。しかしリスク(標準偏差)は単純な加重平均にはならない。
  • 頻出ポイント:相関係数が1未満の資産を組み合わせるとリスク分散効果が働く。相関が低い(マイナスに近い)ほど分散効果は大きい。
  • 関連づけ:効率的フロンティア上の点が最適。分散投資で消せるのは非系統的リスクのみ、系統的リスクは残る点を押さえる。

事例・具体例

株式Aと株式Bの相関係数が−0.5の場合、それぞれ単独で保有するより、組み合わせた方がリスクを大幅に低減できる。

提唱者・関連学者

ハリー・マーコウィッツが1952年に発表した「Portfolio Selection」が基礎。分散投資の有効性を数学的に証明し、1990年にノーベル経済学賞を受賞した。