簿記・会計原則
収益認識基準
Revenue Recognition Standard
概要
顧客との契約に基づく収益を、履行義務の充足に応じて認識する会計基準。
詳細解説
収益認識基準は、IFRS第15号に対応して策定された日本の会計基準であり、2021年4月以降開始事業年度から適用されている。5つのステップで収益を認識する。
5ステップは、(1)契約の識別、(2)履行義務の識別、(3)取引価格の算定、(4)履行義務への取引価格の配分、(5)履行義務の充足時に収益認識、である。
試験対策のポイント
- 暗記必須:収益認識の5ステップ=①契約の識別②履行義務の識別③取引価格の算定④取引価格の配分⑤履行義務の充足時に収益認識。
- 頻出ポイント:一時点で充足する履行義務は引渡時、一定期間にわたり充足するものは進捗度に応じて収益を認識する。
- ひっかけ注意:収益は原則として顧客から受け取る対価のうち、第三者のために回収する額(消費税等)を除いた純額で算定する。
事例・具体例
ソフトウェアの販売とサポートサービスを一括で契約した場合、それぞれを別個の履行義務として識別し、独立販売価格の比率で取引価格を配分して収益認識する。