ミクロ経済学
消費者余剰
Consumer Surplus
概要
消費者が支払ってもよいと考える最大金額と、実際の支払額との差額。
詳細解説
消費者余剰とは、消費者がある財に対して支払ってもよいと思う金額(支払意思額)と実際の市場価格との差額の合計である。需要曲線と均衡価格の間の面積として図示される。
消費者余剰は市場取引から消費者が得る利益の尺度であり、経済的厚生の評価や政策効果の分析に用いられる。価格が下がれば消費者余剰は増加し、価格が上がれば減少する。
試験対策のポイント
- 暗記必須:消費者余剰=支払ってもよい最大額-実際の支払額=需要曲線と価格線で囲まれた面積。
- 頻出ポイント:価格が下がると消費者余剰は増加する。図形(三角形・台形)の面積計算が出る。
- 関連づけ:生産者余剰と合わせた総余剰の最大化=市場の効率性を評価する基準になる。
提唱者・関連学者
アルフレッド・マーシャルが体系的に定義した。ジュール・デュピュイが先駆的研究を行った。