ミクロ経済学
死荷重
Deadweight Loss
概要
市場の非効率性(課税・独占など)により失われる社会的余剰の損失分。
詳細解説
死荷重(厚生損失)とは、市場が効率的な均衡から乖離することによって失われる総余剰の減少分をいう。需要曲線と供給曲線の間に形成される三角形の面積として表されることが多い。
課税、補助金、価格規制(上限価格・下限価格)、独占などが死荷重を発生させる原因となる。死荷重は誰の利益にもならない純粋な損失であり、市場の効率性を評価する重要な指標となる。
試験対策のポイント
- 暗記必須:死荷重(デッドウェイトロス)=市場の歪みで失われる総余剰。課税・独占・価格規制などで発生。
- 頻出ポイント:図では三角形の面積で表される。弾力性が大きいほど死荷重も大きい。
- ひっかけ注意:従量税の課税では、消費者余剰・生産者余剰の減少分のうち税収にならない部分が死荷重。
事例・具体例
従量税を課すと、取引量が減少し、消費者余剰と生産者余剰の減少分のうち税収にならない部分が死荷重となる。