企業経営理論 R08年度 第7問

第7問

ビジネスモデルとは、「企業がどのような事業をしているか」、あるいは「どのような事業活動を構想するか」といった事業構造の設計モデルのことである。ビジネスモデルに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 「SPA(製造小売業)」型のビジネスモデルは、商品の販売動向や顧客ニーズを店舗などの現場から直接把握し、迅速に生産計画に反映できる。
  2. 「サブスクリプション」型のビジネスモデルは、顧客が契約を解約することができないため、既存顧客を維持することによって安定した収益を確保することができる。
  3. 「消耗品モデル(レーザーブレード)」型のビジネスモデルは、消耗品に他社製品との互換性を持たせることで、ユーザーの購買意欲を喚起し、顧客ロイヤルティを高める。
  4. 「媒介型プラットフォーム(マルチサイドプラットフォーム)」型のビジネスモデルでは、 2 種類以上の性質の異なるユーザーそれぞれから等しく収益を上げることがビジネスの持続に必要である。
  5. 「ロングテール」型のビジネスモデルは、少数の主要な製品に絞って展開し、長期間売り続けることで収益を高める。
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正解:

解答:ア(SPAは現場情報を生産へ迅速反映)

代表的なビジネスモデルの特徴を問う問題です。

  • ア(○):SPA(製造小売業)は企画・生産・販売を垂直統合し、店頭の販売動向や顧客ニーズを直接把握して迅速に生産計画へ反映できる。正しい。
  • イ(×):サブスクリプションは継続課金モデルだが、顧客は解約できる。解約防止(リテンション)が課題。
  • ウ(×):消耗品モデル(ジレットモデル)は本体を安く売り消耗品で稼ぐ。互換性は持たせず自社専用にして囲い込むのが基本。
  • エ(×):マルチサイドプラットフォームは、片側を無料・低価格にし他方から収益を得るなど、両者から「等しく」収益を上げる必要はない。
  • オ(×):ロングテールは少数の売れ筋ではなく、多数のニッチ商品の積み上げで収益を得るモデル。

よって

#経営戦略・全社戦略#競争戦略

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