第10問
下図は、IS 曲線とLM 曲線を描いている。この図に基づいて、下記の設問に答 えよ。
設問1
この図に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答 群から選べ。 a 点E では、生産物市場と貨幣市場が同時に均衡している。 b 点F では、生産物市場は超過需要であるが、貨幣市場は均衡している。 c 点G では、生産物市場は超過供給であり、貨幣市場は超過需要である。 d 点H では、生産物市場は超過需要であり、貨幣市場は超過供給である。
- ア a:正 b:正 c:誤 d:誤
- イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- ウ a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- エ a:誤 b:正 c:誤 d:正
- オ a:誤 b:誤 c:正 d:誤
設問2
IS 曲線とLM 曲線に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なもの を下記の解答群から選べ。 a 限界消費性向が大きいほどIS 曲線の傾きはより緩やかになり、貨幣供給の 増加によるGDP の拡大効果は大きくなる。 b 投資の利子感応度が小さいほど、IS 曲線の傾きはより急になり、貨幣供給 の増加によるGDP の拡大効果は小さくなる。 c 貨幣需要の所得感応度が大きいほど、LM 曲線の傾きはより緩やかになり、 政府支出の増加によるGDP の拡大効果は小さくなる。 d 貨幣需要の利子感応度が大きいほど、LM 曲線の傾きはより緩やかになり、 政府支出の増加によるGDP の拡大効果は大きくなる。
- ア a:正 b:正 c:誤 d:正
- イ a:正 b:誤 c:正 d:誤
- ウ a:正 b:誤 c:誤 d:正
- エ a:誤 b:正 c:正 d:誤
- オ a:誤 b:正 c:誤 d:正
▼ 解答・解説を見る
正解: 設問1 ウ 設問2 ア
解答:設問1=ウ、設問2=ア
IS曲線(生産物市場の均衡)とLM曲線(貨幣市場の均衡)。
設問1(ウ:a正b誤c誤d誤)
- a(正):両曲線の交点Eでは、生産物市場と貨幣市場が同時に均衡している。
- b〜d(誤):IS曲線の右側=生産物市場は超過供給、左側=超過需要。LM曲線の上側=貨幣市場は超過供給、下側=超過需要。各点F・G・Hをこの基準で判定すると、いずれの記述も不適切。
設問2(ア):IS曲線の傾きは投資の利子弾力性などで、LM曲線の傾きは貨幣需要の利子弾力性などで決まる。これらの性質に整合する組み合わせがア。