経済学・経済政策 R06年度 第12問

第12問

自然失業率仮説に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記 の解答群から選べ。 a 現実のインフレ率が期待インフレ率を上回るとき、失業率は自然失業率よりも 高くなる。 b 自然失業率仮説によると、長期的に失業率は、自発的失業を含めて、ゼロにな る。 c 長期的には、政府支出の増加はインフレを抑制し、失業率を低下させる。 d 失業率が自然失業率に等しいとき、現実のインフレ率は期待インフレ率と等し くなる。

  1. a:正  b:正  c:誤  d:正
  2. a:正  b:誤  c:誤  d:正
  3. a:誤  b:正  c:正  d:誤
  4. a:誤  b:正  c:誤  d:正
  5. a:誤  b:誤  c:誤  d:正
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正解:

解答:オ

自然失業率仮説(フリードマン)では、長期フィリップス曲線は自然失業率の水準で垂直になる。期待インフレ率と現実インフレ率が一致するとき失業率は自然失業率に等しい。

  • a(誤):現実インフレ率が期待インフレ率を上回るとき、失業率は自然失業率より「低く」なる(短期フィリップス曲線上を左上に移動)。高くなるは誤り。
  • b(誤):自然失業率は摩擦的・構造的失業を含む正の値であり、長期でもゼロにはならない。
  • c(誤):長期的には政府支出増加は実質GDP・失業率を変えず、インフレを高めるだけ。インフレ抑制・失業率低下は誤り。
  • d(正):失業率が自然失業率に等しいとき、現実のインフレ率は期待インフレ率と一致する。正しい。

a誤・b誤・c誤・d正は

#GDP・国民経済計算#物価・インフレ#フィリップス曲線・失業

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