企業経営理論 R06年度 第12問

第12問

企業の社会的責任やESG 投資に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. 「インパクト投資」とは、測定可能かつポジティブなインパクトを社会および環 境に生み出す企業に、経済的リターンを求めず投資することである。
  2. 「統合報告書」には、企業の売上高や資産などのような従来の財務諸表で記載さ れている内容に加えて、温室効果ガスの排出量、有給休暇の取得率、経営者報酬 の決め方などが記載される。
  3. CSV とは、経済的価値を創造しながら、社会課題に対応することで社会的価 値も同時に創造するアプローチである。
  4. 環境・社会問題への取り組みが十分でないと思われる企業の株式や債券を売却 することによって、投資家が企業に圧力をかけることを「ダイベストメント」と呼 ぶ。
  5. 環境に対して適切な対応をしているように見せて、実態は二酸化炭素を多く排 出しているような企業を「グリーンウォッシュ」と呼ぶ。
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正解:

解答:ア

最も不適切なものを選ぶ問題。正解は誤った記述(ア)。

  • ア(○=最も不適切):インパクト投資は、測定可能でポジティブな社会・環境インパクトと「経済的リターンの両方」を追求する投資である。「経済的リターンを求めず投資する」は誤り(それは寄付・フィランソロピーに近い)。
  • イ(×=適切):統合報告書は財務情報に加え、温室効果ガス排出量や有給取得率、役員報酬の決定方針など非財務情報も記載する。正しい。
  • ウ(×=適切):CSV(共通価値の創造)は経済的価値と社会的価値を同時に創造するアプローチ。正しい。
  • エ(×=適切):ダイベストメントは、ESG面で問題のある企業の株式・債券を売却することで圧力をかける行為。正しい。
  • オ(×=適切):グリーンウォッシュは、環境配慮を装いつつ実態が伴わない企業・行為を指す。正しい。

よって最も不適切なのは

#企業統治・CSR#人的資源管理

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