企業経営理論 R05年度 第37問

第37問

パッケージに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. アフォーダンスのルールをうまく取り入れたパッケージ・デザインは、製品利 用における消費者の利便性を高めることはできないが、地球環境に配慮する行動 を自然に促すことはできる。
  2. グローバル市場での製品導入を目指す企業では、パッケージに特定の国で隠語 的な意味を持ってしまう言語や記号、表現を避け、地理的境界や文化を超えて利 用できる移転可能性が高いブランド要素を使用すべきである。
  3. 市場で最大の経営資源とシェアをもつリーダー企業が現在の競争地位を維持す るために、チャレンジャーやフォロワーといった競合他社のパッケージと類似の デザインを採用することはない。
  4. パッケージのデザイン開発の現場では、従来型のアンケート調査に加え、アイ トラッキングやAI 分析を用いた精度の高い調査データが得られるようになって いるため、パッケージのリニューアルなどの意思決定において、マーケターの判 断は不要になっている。
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正解:

解答:イ

パッケージのデザイン・ブランド要素・調査に関する記述の適否を問う。

  • ア(×):アフォーダンスを取り入れたパッケージは、利用における消費者の利便性を「高めることができる」。「高めることはできないが環境配慮行動は促せる」とするのは誤り。
  • イ(○):グローバル市場では、特定の国で隠語的・不適切な意味をもつ言語・記号・表現を避け、地理的境界や文化を超えて使える移転可能性の高いブランド要素を用いるべきである。正しい。
  • ウ(×):リーダー企業が地位維持のため競合(チャレンジャー等)の優れた施策に「同質化」対抗するのは一般的な戦略であり、類似デザインを採用することも「ない」とは言えない。誤り。
  • エ(×):アイトラッキングやAI分析で精度の高いデータが得られても、最終的な解釈・意思決定にはマーケターの判断が必要であり、「判断は不要になっている」は誤り。

よって

#国際経営#人的資源管理#製品・ブランド戦略

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