第6問
サーバへのアクセス集中はサーバのレスポンス低下を招き、著しく利便性を損な う可能性がある。そこで、ロードバランサ(負荷分散装置)を設置するなどして、適 切に負荷を分散させる必要がある。 負荷分散に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア DNS ラウンドロビン方式とは、ロードバランサがDNS(Domain Name Server)の機能を持つことによってクライアントのリクエストを振り分ける方式 のことである。
- イ DSR(Direct Server Return)とは、クライアントからサーバへのリクエスト時 にはロードバランサを経由させるが、サーバからクライアントへのレスポンス時 にはロードバランサを経由せずに、クライアントにパケットを直接送る仕組みの ことである。
- ウ アダプティブ方式とは、事前に設定された割り当て比率に応じて、クライアン トからのリクエストを振り分ける方式のことである。
- エ 最速応答時間方式とは、接続数が最も少ないサーバに、クライアントからのリ
- オ エストを振り分ける方式のことである。
- マルチホーミングとは、複数のISP(Internet Service Provider)と契約してイ ンターネット接続回線を複数持つことであり、アクセスが集中してある回線で通 信障害が発生したときに、ロードバランサが他の回線に切り替える仕組みのこと である。
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正解:イ
解答:イ
負荷分散の各方式・用語の定義を確認する。
- ア(×):DNSラウンドロビンは、DNSが1つのドメイン名に複数IPを順番に応答して分散する方式。ロードバランサがDNS機能を持つ仕組みではない。
- イ(○):DSR(Direct Server Return)は、リクエストはロードバランサ経由だが、レスポンスはロードバランサを経由せずサーバからクライアントへ直接返す方式。LB負荷を軽減する。正しい。
- ウ(×):記述(事前設定の割り当て比率で振り分け)は重み付けラウンドロビンの説明。アダプティブ方式はサーバの負荷状況を動的に見て振り分ける方式。
- エ(×):接続数が最少のサーバへ振り分けるのは最少コネクション方式。最速応答時間方式は応答時間が最短のサーバへ振り分ける方式。
- オ(×):マルチホーミングは複数ISP回線を持つことだが、回線を切り替える主体はロードバランサではなくルータ等の経路制御であり、説明として不適切。
正しいのは イ。