第4問
厚生労働省「雇用保険事業年報」に基づき、小売業、宿泊業・飲食サービス業、製 造業について、2020 年度の開業率と廃業率を全産業平均と比較した場合の記述と して、最も適切なものはどれか。 なお、開業率は、当該年度に雇用関係が新規に成立した事業所数を前年度末の適 用事業所数で除して算出する。廃業率は、当該年度に雇用関係が消滅した事業所数 を前年度末の適用事業所数で除して算出する。適用事業所とは、雇用保険に係る労 働保険の保険関係が成立している事業所である(雇用保険法第5条)。
- ア 小売業は、開業率、廃業率とも全産業平均を下回っている。
- イ 小売業は、開業率は全産業平均を上回り、廃業率は全産業平均を下回ってい る。
- ウ 宿泊業・飲食サービス業は、開業率、廃業率とも全産業平均を上回っている。
- エ 宿泊業・飲食サービス業は、開業率は全産業平均を上回り、廃業率は全産業平 均を下回っている。
- オ 製造業は、開業率、廃業率とも全産業平均を上回っている。
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正解:ウ
解答:ウ
雇用保険事業年報に基づく業種別の開業率・廃業率の比較。宿泊業・飲食サービス業は参入・退出がともに活発で、開業率・廃業率とも全産業平均を上回る代表的な業種。小売業も開廃業が比較的多いが、製造業は開業率・廃業率とも全産業平均を下回り、新陳代謝が緩やか。
- ア(×):小売業を「開業率・廃業率とも全産業平均を下回る」とするが、製造業ほど低くなく不適切。
- イ(×):小売業の廃業率を「全産業平均を下回る」とする点が不適切。
- ウ(○):宿泊業・飲食サービス業は開業率・廃業率とも全産業平均を上回る。新陳代謝が激しい同業種の特徴に合致し適切。
- エ(×):宿泊業・飲食サービス業の廃業率を「全産業平均を下回る」とするが、同業種の廃業率は高く誤り。
- オ(×):製造業を「開業率・廃業率とも全産業平均を上回る」とするが、製造業はともに下回るため誤り。
よって ウ。