第18問
ある設備について、1,000 時間の負荷時間内での設備データを収集したところ下 表が得られた。 基準サイクルタイム 5 分/個 稼働時間 800 時間 加工数量(不適合品を含む) 6,720 個 不適合品率 20 % 以下の改善施策を、期待される設備総合効率の高い順に並べたものとして、最も 適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、負荷時間は同じで、その他の条件も 変わらないものとする。 a 不適合の原因を検討して、不適合品率を20 %から15 %にする。 b 速度低下の原因を改善して、加工数量を6,720 個から7,680 個にする。 c 段取作業を改善して、停止時間を半減させ、稼働時間を800 時間から900 時間 にする。
- ア a-b-c
- イ b-a-c
- ウ b-c-a
- エ c-a-b
- オ c-b-a
▼ 解答・解説を見る
正解:ウ
解答:ウ
設備総合効率=時間稼働率×性能稼働率×良品率。
現状値:
- 時間稼働率=稼働時間÷負荷時間=800÷1000=0.80
- 性能稼働率=(基準CT×加工数量)÷稼働時間=(5分×6720)÷(800h×60分)=33,600÷48,000=0.70
- 良品率=1−0.20=0.80
- 現状の設備総合効率=0.80×0.70×0.80=0.448
各施策後の設備総合効率(負荷時間一定、設備速度=基準CTは不変なので、稼働時間が増えれば加工数量も比例して増える点に注意):
- a(不良率20→15%):良品率0.85。0.80×0.70×0.85=0.476
- b(加工数量6,720→7,680):性能稼働率=(5×7,680)÷48,000=0.80。0.80×0.80×0.80=0.512
- c(稼働800→900h):時間稼働率0.90。速度一定で加工数量は6,720×(900/800)=7,560に増え、性能稼働率=(5×7,560)÷(900×60)=0.70。0.90×0.70×0.80=0.504
効率の高い順:b(0.512) > c(0.504) > a(0.476)。
- ア・イ・エ・オ(×):上記の大小関係と一致しない。
- ウ(○):b-c-a。
よって ウ。