企業経営理論 H30年度 第23問

第23問

労働者の過労死につながりかねない働き方の問題は、長時間労働だけが原因とな るのではなく、職場のストレスが強く関連している。企業のストレス管理はスト レッサーそのものの解消だけではなく、ストレッサーを解消しようとする介入のプ ロセスが重要であると言われている。 ストレス管理における介入のプロセスに関する記述として、最も適切なものはど れか。

  1. 過去に大きな変化を克服した経験をしている従業員に対しては、ストレス管理 における介入によってトラウマを呼び起こさないようにしなければならない。
  2. 従業員がストレスを抱えていることを知られることで不利益を被らないよう、 現場の管理者をストレス管理における介入プロセスに関わらせないようにする。
  3. ストレス管理における介入が従業員にさらなるストレスにならないよう、従業 員には介入が行われることを知らせないほうが良い。
  4. ストレス管理の対象となる従業員を、介入案の策定や実施のプロセスに積極的 に関わらせ、自身のストレッサーを自覚させるようにする。
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正解:

解答:エ

ストレス管理(職業性ストレス対策)では、対象者本人を参加させ、当事者意識をもってストレッサーを自覚・解消させる参加型の介入プロセスが効果的とされる。

  • ア(×):困難を克服した経験者は対処資源(レジリエンス)をもつ存在で、介入から除外する理由にはならない。「トラウマを呼び起こす」という前提が一面的で不適切。
  • イ(×):ラインケア(現場管理者による把握・対応)はストレス対策の要であり、管理者を介入から外すのは誤り。
  • ウ(×):本人に知らせず介入する密行的なやり方はかえって不信や不安を招く。本人の理解・参加が前提。
  • エ(○):対象従業員を介入案の策定・実施に積極的に参加させ、自らのストレッサーを自覚させることが有効。正しい。

よって

#組織構造#組織行動・コミットメント

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