第14問
ビッグデータの時代では、デジタルデータを介してヒトやモノを結ぶネットワー クが急激に拡大していく現象が見られる。ネットワークに関する記述として、最も 適切なものはどれか。 なお、ノードとはネットワークの結節点、あるノードの次数とはそのノードと他 のノードを結ぶ線の数を意味する。
- ア 次数分布がべき乗則に従う、インターネットなどで見られるスケールフリー・ ネットワークには、ハブと呼ばれる次数の大きなノードが存在する。
- イ ブロックチェーンとは、Web 上に仮想的な金融機関を置き、金融取引の履歴 をWeb 上のデータベースに一元管理するネットワークをいう。
- ウ メトカーフの法則は、デジタルデータの爆発的な増大を背景に、ノードの増加 と共に価値が指数関数的に増えていく状況を表している。
- エ リンクポピュラリティは、ネットワーク分析で使う指標の1 つで、あるノード を通る経路が多いほど大きくなる。
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正解:ア
解答:ア
ネットワーク科学の用語を問う。
- ア(○):スケールフリー・ネットワークは次数分布がべき乗則に従い、少数の非常に次数の大きいノード(ハブ)と多数の次数の小さいノードから成る。インターネットやWebのリンク構造が代表例。
- イ(×):ブロックチェーンは取引履歴をネットワーク参加者で分散管理する技術。「Web上に仮想金融機関を置き一元管理」が誤り(分散管理が本質)。
- ウ(×):メトカーフの法則は、ネットワークの価値はノード数の2乗(n²)に比例するという法則。「指数関数的」が誤り。
- エ(×):ある点を通る経路の多さで大きくなる指標は「媒介中心性(betweenness centrality)」。リンクポピュラリティは被リンク数に基づく評価指標であり説明が誤り。
よって ア。