中小企業経営・中小企業政策 H30年度 第16問

第16問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 平成28 年7 月に、「中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律(中小企業新 事業活動促進法)」を改正する A が施行された。 「中小企業新事業活動促進法」は、中小企業の新たな事業活動の促進を柱とした法 律であるが、 A は「新たな事業活動」に加えて、これまで支援対象となって いなかった「 B 」を支援し、中小企業の生産性向上を図るために、様々な支 援を規定している。 A では、「経営革新」を「事業者が新事業活動を行うことにより、その“経営 の相当程度の向上”を図ること」と定義している。ここで、“経営の相当程度の向上” とは、⑴「付加価値額」または「一人当たりの付加価値額」の伸び率、⑵「 C 」 の伸び率の2つの指標が、 D で、相当程度向上することをいう。

設問1

文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. A:中小企業経営革新法   B:新連携
  2. A:中小企業経営革新法   B:本業の成長
  3. A:中小企業等経営強化法  B:新連携
  4. A:中小企業等経営強化法  B:本業の成長

設問2

文中の下線部「経営革新」に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. 具体的な数値目標を含んだ経営革新計画の作成が要件となる。
  2. 支援対象には、業種による制約条件がある。
  3. 都道府県等が、承認企業に対して進捗状況の調査を行う。
  4. 任意グループや組合等の柔軟な連携体制での経営革新計画の実施が可能であ る。

設問3

文中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. C:営業利益  D:1 年~3 年
  2. C:営業利益  D:3 年~5 年
  3. C:経常利益  D:1 年~3 年
  4. C:経常利益  D:3 年~5 年
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正解: 設問1 設問2 設問3

解答:設問1=エ、設問2=イ、設問3=エ

中小企業等経営強化法と経営革新に関する施策問題。

設問1(改正法A・追加支援対象B) 平成28年7月施行で中小企業新事業活動促進法を改正したのは「中小企業等経営強化法」。新たな事業活動に加え、これまで対象外だった「本業の成長」を経営力向上として支援する。

  • ア × A中小企業経営革新法・B新連携が誤り。
  • イ × Aが誤り。
  • ウ × B新連携が誤り。
  • エ ○ A:中小企業等経営強化法/B:本業の成長。

設問2(経営革新に関する記述=最も不適切) 経営革新の支援対象には業種による制約条件はない(広く全業種が対象)。

  • ア × 数値目標を含んだ経営革新計画の作成は要件で正しい(適切)。
  • イ ○(最も不適切=正解)支援対象に業種による制約条件があるは誤り。業種制限はない。
  • ウ × 都道府県等が承認企業に進捗状況の調査を行うのは正しい。
  • エ × 任意グループや組合等の連携体制での実施は可能で正しい。

設問3(経営の相当程度の向上C・期間D) 2つの指標は、(1)付加価値額または一人当たり付加価値額の伸び率、(2)「経常利益」の伸び率。計画期間は「3年~5年」で相当程度向上することをいう。

  • ア × C営業利益・D1~3年が誤り。
  • イ × C営業利益が誤り。
  • ウ × D1~3年が誤り。
  • エ ○ C:経常利益/D:3年~5年。

よって 設問1=エ、設問2=イ、設問3=エ。

#中小企業白書・統計#経営革新・創業支援#組合制度

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