第22問
総合衛生管理製造過程の承認制度は、HACCP;Hazard Analysis and Critical Control PointIの概念を取り入れている。この総合衛生管理製造過程の承認制度と HACCP に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア HACCP では、最終出荷製品の抜取検査を行った結果から重点管理すべき製品 を特定して衛生管理が行われる。
- イ HACCP の原則の中には、「危害分析」と「管理基準の設定」が含まれる。
- ウ 総合衛生管理製造過程の承認対象となる食品は、乳・乳製品、食肉製品、魚肉 練り製品、容器包装詰加圧加熱殺菌食品、清涼飲料水のつである。
- エ 総合衛生管理製造過程の承認を受けた施設であっても、食品衛生管理者を置く ことが義務づけられる。
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正解:ア
解答:ア
HACCP(危害分析・重要管理点)と総合衛生管理製造過程の承認制度に関する問題で、最も不適切なものを選ぶ。HACCPは原材料受入から出荷までの全工程で危害要因を分析し、重要管理点(CCP)を連続的に監視・記録して安全性を確保する手法。
- ア(×・最も不適切):HACCPは「最終製品の抜取検査」で安全を確認する方式ではない。むしろ製造工程全体を継続的に管理して危害を未然に防ぐ手法であり、抜取検査中心の従来型管理の限界を補うものである。記述が誤り。
- イ(○):HACCPの7原則には「危害分析(HA)」と「管理基準(許容限界)の設定」が含まれる。正しい。
- ウ(○):総合衛生管理製造過程の承認対象食品は、乳・乳製品、食肉製品、魚肉練り製品、容器包装詰加圧加熱殺菌食品、清涼飲料水の5つ。正しい。
- エ(○):承認を受けた施設でも、食品衛生法上、対象食品の製造・加工施設には食品衛生管理者の設置義務がある。正しい。
よって最も不適切なものは ア。