中小企業経営・中小企業政策 H27年度 第4問

第4問

財務省「法人企業統計年報」に基づき、法人企業の主要財務指標)非一次産業、 2012 年度、中央値(を企業規模別に比較した記述として、最も不適切なものはどれ か。 なお、企業規模区分は中小企業基本法の定義に準ずるものとする。ただし、ゴム 製品製造業は常用雇用者900 人以下、旅館、ホテルは常用雇用者200 人以下、ソフ トウエア業、情報処理・提供サービス業は資本金億円以下または常用雇用者300 人以下の企業を中小企業に含む。中小企業以外の企業を大企業とする。

  1. 大企業の売上高経常利益率は中小企業を上回っている。
  2. 大企業の自己資本比率は中小企業を上回っている。
  3. 大企業の総資本回転率は中小企業を上回っている。
  4. 大企業の付加価値率は中小企業を上回っている。
  5. 大企業の労働生産性は中小企業を上回っている。 DKJC-1G
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正解:

解答:エ

〔リード〕法人企業統計年報(2012年度・中央値)による主要財務指標の規模別比較。「最も不適切」を選ぶ。一般に規模が大きいほど収益性・効率性・労働生産性は高いが、付加価値率(付加価値÷売上高)は労働集約的な中小企業の方がむしろ高い点がポイント。公式正解はエ。

  • ア(○・適切):売上高経常利益率は大企業が中小企業を上回る。妥当。
  • イ(○・適切):自己資本比率は大企業が中小企業を上回る。妥当。
  • ウ(○・適切):総資本回転率は大企業が中小企業を上回る。妥当。
  • エ(×・不適切=正解):付加価値率は大企業より中小企業の方が高い傾向にある。中小企業は外注比率が低く労働集約的で売上に対する付加価値の割合が相対的に高いため、「大企業>中小企業」とする本肢は誤り。
  • オ(○・適切):労働生産性(従業者1人当たり付加価値額)は大企業が中小企業を上回る。妥当。

よって最も不適切なものは

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