企業経営理論 H25年度 第24問

第24問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

第24問の図

設問1

K 文中の下線部①に示す「売上高の多様な変動」について、図の各象限における売 上高の変動パターンを検討した場合、最も適切なものはどれか。

  1. 象限A では、売上高は微減の方向へと向かっていく。
  2. 象限B では、売上高に変化が見られないことがある。
  3. 象限C では、売上高は減少することになる。
  4. 象限D では、売上高が減少するケースも起こりうる。 DKJC-1C J

設問2

K 文中の下線部②に示す「異なる戦略適応」のパターンとそれらの特徴に関する記 述として、最も適切なものはどれか。

  1. 象限A では、対象市場の適否についての分析を早急に進めるとともに競争 戦略の再検討が求められる。
  2. 象限B では、対象市場の再選択が優先順位の高い作業となる。
  3. 象限B と象限C の状態でそれぞれ同じ程度の売上増を目標として設定した 場合、B の方がより多くのマーケティング費用が必要となる。
  4. 象限D では、市場が飽和に達しつつあり、現状の戦略をさらに推進するこ とにはリスクが伴う。 DKJC-1C
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=イ、設問2=ア

市場の魅力度(成長性等)と自社の競争地位・戦略適合の2軸でとった象限図に基づき、売上高の変動パターンと戦略適応を問う問題。

〔設問1〕各象限における売上高の変動パターンとして最も適切なもの。

  • ア(×):象限Aの変動を「微減」と一義的に断定する点が不正確。
  • イ(○):象限Bでは諸要因が相殺し合い、結果として売上高に変化が見られないケースがありうる、という記述が変動パターンの説明として最も適切。
  • ウ(×):象限Cの売上が必ず「減少する」と断定するのは不適切。
  • エ(×):象限Dについての記述が、当該象限の想定される変動と整合しない。

よって設問1は

〔設問2〕「異なる戦略適応」のパターンと特徴に関する記述として最も適切なもの。

  • ア(○):象限Aでは、対象市場が適切かどうかの分析を早急に進めるとともに、競争戦略そのものの再検討が求められる、という戦略適応が当該象限の状況に最も合致する。
  • イ(×):象限Bにおいて「対象市場の再選択」を最優先とするのは、当該象限の状態に対する処方として不適切。
  • ウ(×):象限Bと象限Cで同程度の売上増を狙う場合のマーケティング費用の大小関係についての断定が、図の前提と整合しない。
  • エ(×):象限Dを「市場が飽和に達しつつあり現状戦略の推進にリスクが伴う」とする説明が、当該象限の想定状況と合致しない。

よって設問2は

#競争戦略#マーケティング戦略

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