企業経営理論 H24年度 第28問

第28問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 モチベーション・リサーチでは、消費者の購買行動の根底にある深層心理を探る ため、様々な定性調査手法が用いられる。たとえば、 ① 「ダイエットについて一般的 な主婦はどう考えているでしょうか」といった質問への回答が専門家によって分析 される。 モチベーション・リサーチの方法論には、 ② いくつかの問題点が指摘されていた が、近年、インターネット調査とテキスト・マイニングを用いることでその問題が 克服されるようになっている。

設問1

5 文中の下線部①のような調査手法の名称として最も適切なものはどれか。

  1. 語句連想法
  2. 第三者技法
  3. 文章完成法
  4. 物語法
  5. ロールプレイング法

設問2

5 文中の下線部②に関連して、モチベーション・リサーチの方法論上の問題とし て最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a サンプル・サイズの確保が困難。 b 解釈の客観性の確保が困難。 c ビジュアル助成が困難。 d 非合理的な動機の把握が困難。 U解答群W

  1. aとb
  2. aとd
  3. bとc
  4. bとd
  5. cとd DKJC-1C
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=イ、設問2=ア

設問1(下線部①の調査手法/最も適切):イ

〔リード〕「一般的な主婦はどう考えているか」のように、回答者自身ではなく第三者(他者)に投影させて本音や深層心理を引き出す投影法の一種を第三者技法という。

  • ア(×):語句連想法は、提示した語句から連想する言葉を答えさせる手法で、設問の問いかけ形式と異なる。
  • イ(○):第三者技法。回答者に第三者(一般的な主婦など)の考えを語らせ、回答者自身が無意識に投影した本音を分析する。設問の手法に合致。
  • ウ(×):文章完成法は、未完成の文を提示して続きを書かせる手法で異なる。
  • エ(×):物語法は、絵や状況から物語を作らせる手法で異なる。
  • オ(×):ロールプレイング法は、役割を演じさせる手法で異なる。

設問2(モチベーション・リサーチの方法論上の問題/最も適切な組み合わせ):ア

〔リード〕モチベーション・リサーチは深層心理を探る定性調査であり、(a)少数事例ゆえサンプル・サイズの確保が困難、(b)専門家の解釈に依存し客観性の確保が困難、という点が方法論上の代表的問題。インターネット調査とテキスト・マイニングはこれらを克服する。

  • a(適切):定性調査は対象者が限られ、サンプル・サイズの確保が困難。
  • b(適切):専門家の主観的解釈に依存するため、解釈の客観性の確保が困難。
  • c(不適切):ビジュアル助成が困難という点は方法論上の本質的問題ではない。
  • d(不適切):モチベーション・リサーチはむしろ非合理的な動機の把握を得意とする手法であり、把握が困難とするのは逆。

したがって適切な組み合わせは「aとb」=

よって 設問1=、設問2=

#モチベーション理論#プロモーション

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