第1問
コンピュータには様々な記憶装置が使用されている。そのうち、半導体を利用し た記憶装置は処理速度や信頼性に影響を与えるなど、重要な役割を担っている。用 途に適した半導体の記憶装置が装備されたコンピュータを選択できるように、その 特性を把握しておくことが必要である。 半導体を利用した記憶装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア RISC 型プロセッサの主記憶装置はSRAM を使用し、CISC 型プロセッサでは DDR-SDRAM を使用しているので、RAM を増設する場合はメモリの種類を確 認する必要がある。
- イ 主記憶装置として利用するRAM にはメモリインタリーブに対応したものと対 応していないものがあるので、RAM を増設する場合はこの点を確認する必要が ある。
- ウ 信頼性が高いコンピュータが必要な場合は、ECC による誤り訂正機能がつい たRAM が装備されたコンピュータを使用することが望ましい。
- エ マスクROM は電源を切っても記憶内容が保持され、また、内容の消去や書き 込みが可能なので、バージョンアップが必要なBIOS の記憶に向いている。 DKJC-1F
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕半導体記憶装置(RAM/ROM)の特性に関する正誤判定。
- ア(×):主記憶に用いるRAMの種類(SRAM/DDR-SDRAMなど)は、CPUがRISC型かCISC型かによって決まるものではない。命令セットの方式と主記憶メモリの種類に必然的な対応関係はなく、記述は誤り。
- イ(×):メモリインタリーブは、主記憶を複数バンクに分けて並行アクセスし実効転送速度を上げる手法だが、これはメモリコントローラ(チップセット側)の機能であり、RAMモジュール自体に「対応/非対応」という区別があるわけではない。増設時に確認すべき点としては誤り。
- ウ(○):ECC(Error Correcting Code、誤り訂正符号)付きメモリは、ビット誤りを自動検出・訂正でき、サーバ等の高信頼用途に適する。記述は正しい。
- エ(×):マスクROMは製造時に内容を焼き込む読み出し専用メモリで、消去・書き換えはできない。バージョンアップ(書き換え)が必要なBIOSにはフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMが用いられる。記述は誤り。
よって ウ。