経営情報システム H21年度 第11問

第11問

業務処理に用いるコンピュータシステムでは、負荷分散、信頼性向上、障害対策 などに注意を払う必要がある。コンピュータシステム構成方法に関する、次の文中 の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選 べ。 信頼性を上げるために系統のシステムを用意し、処理を並列に行わせて一定時 間ごとに処理結果の照合を行い、機器故障時は故障した装置を切り離して処理を続 行する仕組みを A という。 一方、複数の演算処理装置を設置するものの B は共有して利用する方法 で処理効率を向上させる仕組みを C という。この仕組みも、一部の演算処 理装置に故障が発生した場合に処理の続行が可能である。 コンピュータシステム運用の際、故障が発生しても処理を中断することなく機能 を維持しようとするシステム構成方法を D という。

  1. A:タンデムシステム B:レジスタや外部記憶装置 C:デュプレックスシステム D:フールプルーフ
  2. A:デュアルシステム B:主記憶装置や外部記憶装置 C:マルチプロセッサシステム D:フェールソフト
  3. A:デュプレックスシステム B:主記憶装置やキャッシュ C:タンデムシステム D:フェールセーフ
  4. A:ロードシェアシステム B:レジスタや制御装置 C:デュアルシステム D:フェールセーフ ― 11― ◇M6(557―153)
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正解:

解答:イ

〔リード〕信頼性向上のためのシステム構成方式の定義を空欄に当てはめる。

  • :2系統で並列に同一処理を行い、一定時間ごとに結果を照合し、故障機を切り離して処理を続行する方式はデュアルシステム
  • B・C:複数の演算処理装置(CPU)を設置し、主記憶装置や外部記憶装置は共有して処理効率を高める方式はマルチプロセッサシステム。一部CPUが故障しても処理続行が可能。
  • :故障が発生しても処理を中断せず機能を維持しようとする構成(縮退運転で安全側・継続側に倒す)はフェールソフト

これらを満たすのは A:デュアルシステム、B:主記憶装置や外部記憶装置、C:マルチプロセッサシステム、D:フェールソフト。

  • ア(×):A=タンデムシステム(複数CPUを直列接続し処理分担)、C=デュプレックスシステム(現用・待機の二重化)で照合・並列処理の説明と合わない。D=フールプルーフは誤操作防止であり継続稼働の趣旨と不一致。
  • イ(○):上記すべて整合。
  • ウ(×):A=デュプレックス、C=タンデムが定義と逆。D=フェールセーフは故障時に安全停止側へ倒す考えで「中断せず維持」と趣旨が異なる。
  • エ(×):A=ロードシェア、C=デュアルが定義と不一致、D=フェールセーフも不適。

よって

#ハードウェア#システム性能・信頼性#統計・データ分析

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