企業経営理論 H20年度 第33問

第33問

価格設定の要因には、コスト、競争、需要がある。これらに基づく価格設定法に 関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. 価格ライン別の価格設定の場合は、各価格ライン内の製品のバリエーションに 応じた多様な価格を設定する必要がある。
  2. 競争志向型の価格設定のなかには、業界の平均的価格にあわせて価格設定する 方法がある。
  3. 市場調査を行うことによって、顧客が知覚する価値を推定して、それをもとに 価格設定していく方法がある。
  4. 市場をいくつかのセグメントに分けて、セグメントごとの需要の価格弾力性の 差を利用して価格を設定する方法がある。
  5. 複数の商品をセットにして、価格設定することがある。この場合には、そうし なければ購入しないであろう顧客にとって魅力的な価格を設定する必要がある。
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正解:

解答:ア

〔リード〕コスト・競争・需要に基づく各種価格設定法に関する「最も不適切」型。

  • ア(×・最も不適切):価格ライン別の価格設定(プライス・ライニング)は、製品をいくつかの段階的な価格点に集約して提示する手法であり、各価格ライン内では製品にバリエーションがあっても同一の価格に揃える。「ライン内で多様な価格を設定する必要がある」は手法の趣旨と逆で誤り。これが正解。
  • イ(○):競争志向型価格設定には、業界の平均的・実勢的な価格に合わせて設定する方法(実勢価格設定)がある。適切。
  • ウ(○):市場調査により顧客の知覚価値を推定し、それに基づき価格を設定する知覚価値価格設定は需要志向型の代表例。適切。
  • エ(○):市場をセグメントに分け、需要の価格弾力性の差を利用して価格を変える方法(差別価格・需要志向型)がある。適切。
  • オ(○):複数商品をセットにして価格設定する抱き合わせ(バンドリング)では、単品では買わない顧客にも魅力的となる価格設定が必要。適切。

よって

#組織構造#価格・チャネル戦略#消費者行動

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